SSブログ

Veganism @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

IMG_3332.jpg

ーDAY8ー 10月9日

6時に起きると空気は冷たく寒い、湿度が低いせいだろうか、上着が欲しくなるほど冷えている。

今日は1日カフェ取材に費やす予定、まず朝食の取材のために出かけることに。
するとエレベーターでばったりオースティンと再会した。

彼とは昨日、エレベーターで乗り合わせたのだが、
見た目タトゥーだらけで、チョット警戒心を抱いてしまうような雰囲気の男だった。

ところが乗り込んだこちらの代わりにフロア・ボタンを押してくれ、話しかけてきてくれ、
気さくな感じで話が弾むと「ダウンタウンで土産屋を経営している」という話にまで至り、
別れ際にはメアド交換までしていた。
もちろん同じホテルの宿泊者、という安心感がベースにはあったが。

CIMG9409.jpg

「おはよう、朝早くから出かけるのかい?」

「そう。近所に朝食を食べに。そちらは?」

「今日は朝早くから仕事でね、この時季、稼ぎ時なんだ」

「忙しそうだね、がんばって」

「そちらも楽しい朝食を。あとで時間があったら店にも来てくれよ」

同じホテルに滞在しているとはいえ、偶然にもまたエレベーターで出会うとは。
旅はこういうシーンがあるからおもしろい。

CIMG9357.jpg

まずは地元でも朝食が評判という『eat』へ。

開店時間を目指して訪れたのだが、店内にはすでに4~5組の客がいた。
カウンター席では巨漢の黒人男性が背中を丸め、朝食を頬張っている、その後ろ姿はちょっと微笑ましい。

「テーブル席にしますか?」

カウンターで彼と肩を並べてもよかったが、
写真を撮るにはテーブル席が好都合だったのでそう伝えると、
まだ混んでいないから好きなところに座って、とラフな感じでこちらにチョイスを委ねてくれた。

IMG_3343.jpg

メニューを差し出してきたスタッフに尋ねる。

「人気メニューはどれですか?」

「色々あるけどみんな頼むのは『Truffled egg sandwich(トラッフルド・エッグサンドイッチ)』かな」

「じゃあ、それを。あとコーヒーを」

「OK」

皿が運ばれてくる頃には店内はすっかり混み合い、満席になっていた。
今日は祝日なので家族連れが多いが、仕事前という感じの一人客も多い。

なにしろ朝と昼しか営業しないというぐらい人気の店で、夜は向かいの別店舗で営業するらしい。

CIMG9358.jpg

ちなみにこの日、10月9日は「コロンバス・デイ」、ネバダ州では正式な祝日ではないらしいが、
今年は祝日扱いで、週末と合わせ3連休。
アメリカの場合、祝日を取り決めも州ごとに異なるのでちょっとややこしいよね。

日本もおそらく「体育の日」で3連休、でもやっぱりこの日は10月10日であってほしいけど。

おっと、この店の味の評価はどこかのサイトにお任せします。
といいつつ、ああ、また食べたい、『トラッフルド・エッグサンドイッチ』$14也。(写真1)

IMG_3357.jpg

午前中のダウンタウン取材をこなし、ランチタイムには次のカフェ『Public Us』へ。

地元の人に人気というのでたどり着いたカフェ、ここは注文してから席に着くスタイルなので、
レジ前の列に並んでいるとスタッフがあらかじめメニューを渡してくれた。

「『Tofu Veggie Curry Bowl』を1つと・・・、人気の飲み物ってありますか??」

まず『トーフ・ベジー・カレー・ボウル』を注文、その名の通り、豆腐を使ったヴィーガン・メニュー。

「ヴィーガンに人気なのは、『Pomegranate Juice』かなあ??」

「じゃあ、それを」

CIMG9396.jpg

「ヴィーガン」とは肉や魚だけでなく、卵や乳製品、蜂蜜なども一切口にしない「完全菜食主義者」、
アメリカではこのところ増加傾向というか、当たり前になってきてますね。

「ポメグレネイト」は石榴(ザクロ)のこと、
聞き慣れない単語はナニか殺傷能力の高い兵器のように聞こえなくもないが、
昨今、「スーパーフード」として注目されているフルーツ。
う~ん、でもザクロって、裏山に分け入って勝手に採って食べる認識、スーパーフードとはね。

CIMG9390.jpg

店内はPC広げたノマド・ワーカーが多く、レポート談義に熱が入る学生もチラホラ。
席はホトンド埋まっていて、カウンター席だけ入れ替わりが激しい、地元民に愛されているカフェですね。

トウフのヴィーガン・カレーは意外にも辛い、ボケてるカレーが多いこの国で少しばかり驚きの味。
『トーフ・ベジー・カレー・ボウル』$8、ザクロ・ジュース$4、あ、値段は2017年時点です。

CIMG9393.jpg

特集ページは「朝食で攻めよう」ということで、朝から観光に勤しむ日本人観光客の原動力に、
「朝からしっかり食べよう」とカフェ・メシやヴィーガン・フードを紹介することに。

特集ページの仕上がりは「地球の歩き方 ラスベガス 2018~19年度版」にて。
特集ページは毎年変わるので、最新版にはありません~、各所の写真は残ってますけど。

CIMG9391.jpg

ダウンタウンのカフェ巡りには最適の足を見つけていた。

キオスク・スタンドの「レンタル・サイクル」、時間貸しの自転車ですね。
クレジット・カードで基本料金を払い、30分以内の利用だと追加料金なしなので、
取材先から取材先を巡るのに適している。
ここでも繰り返し書いているけど自転車は乗り降りしやすいので、写真撮るのに適していますしね。

ということで、午後もダウンタウンを漕ぎ巡ります。

CIMG9415.jpg

CIMG9313.jpg

CIMG9370.jpg

CIMG9364.jpg


「Go Toキャンペーン」パンフレット取り寄せ クーポンコード<mintabi202006obp4k3K>で送料無料!

地球の歩き方 ラスベガス セドナ~ 2018~2019

地球の歩き方 B13 アメリカの国立公園 2019-2020

地球の歩き方 B01 アメリカ 2019-2020

大人の海外ひとり旅 地球の歩き方編集者がすすめる~

地球の歩き方 ダイジェスト版 2014 Summer


nice!(32)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行