一番近いヨーロッパより from Vladivostok [Russia (Vladivostok)]
金曜日のウラジオストク空港、ラウンジにいます、帰国日です。
まだ暗いうちに宿をチェックアウト、10分弱歩いて、ウラジオストク駅へ。
そう、この駅は「シベリア鉄道」の始発駅、鉄路はここからモスクワまで繋がってます。
残念ながらこちらは9,289km先のこの国の首都を目指すわけでなく、
7:05発の「エアポート・エクスプレス」で空港に向かうのですね。
ちょっとした列車の旅を味わったところで、7:59にウラジオストク空港着。
フライトは11:00なんですけど、7:05発のあとは9:02というステキなタイムテーブルなので、
あきらめてこいつに乗り、コーヒーでも飲んで過ごしましょう。
到着時はバスで市内へ向かったので、出発時は違う手段を講じてみただけです、ただのおもしろがり。
LCCなのでカウンターも2時間前じゃないと開かないので、ラウンジにもたどり着けないかな、という感じ。
朝日が鮮やかに色づけていく澄んだ空とともに、5日間の旅が終わりを告げます。
遥か北へやって来るので寒いかな、と思ってましたが、
連日、晴れまくり、ホント雲一つない日が続いてました。
ネットでは最高気温0度や最低気温ー7なんて出てましたが、
昼間は風もなく、寒さに強いこちらはハーフコート1枚で凌ぎきり。
寒風もない状態だったので、マフラー、手袋は地元の人たちもしてませんでしたね。
こちらも持参はしていったけど、結局出さずじまいでした。
おもしろいのは帽子被っているのがローカルの定番というか証というか。
女性はドレッシーなものを、男性は使い慣れた感じのものを被っていて擦れ違いざまに興味ひかれます。
ローカルあるある、というか歩きながらそんなところを見てました。
#vladivostok #vvo #russia #ウラジオストク #ロシア #中央広場 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
到着日は夜着、戸惑いとともに夕食を頬張るだけで暮れていき、
2日目は読めないキリル文字に圧倒され、困惑と煩わしさだけが膨らんでいき、
3日目は英語はホトンド武器にならず、ロシア語に戸惑い続け、気分はひたすら内向き、
4日目はこんなことではイカンという気持ちと限られた残り時間に押されるように活動的に、
そして5日目はただ帰るだけの日、という感じで旅の時間はあっという間に流れていきました。
それでもアジアに似た物価の安さが気分を楽にしてくれたことは確かです。
ざっくりですが、「スタローバヤ(カフェテリア・スタイルの安食堂)」ならご飯は400円ぐらい、
ペットボトルの飲み物は100円前後、ピロシキや饅頭も100円ほど、ちょっと前の韓国ぐらいかな。
韓国と異なるのはカフェのコーヒーが100~150円ぐらい、
ここはやっぱりヨーロッパ、カフェの物価がヨーロッパ価格、この点ではヨーロッパ気分充足。
そのせいか緑色のなんとかバックスはカンバンすら見ませんし、
世界的レストラン(笑)の黄色い「M」もない、「王様」はありましけどね。
いつものように腰と踵が痛くなるぐらい歩き続け、名所旧跡も少ないので、
街のそれらしいところは全部歩きつくしてしまい、
4日目は中央広場(写真2)から市バスに乗って少し離れたローカル市場に足を延ばしてみました。
運転手に「『ルガバヤ市場』行く?」と尋ねるも全く通じず、
ロシア語で書いておいた地名を見せると、うなづいてくれた。
それらしい場所に近づいた際には「ここ? 『ルガバヤ』?」というとまたうなづいてくれる。
無愛想だけど、けっこう優しいね、ロシアの人。
バス・ドライバー以外にもけっこういろいろ助けてもらいました、全然ロシア語できないのに。
『ルガバヤ市場』脇にはこの街で唯一生き残った路面電車が走ってます、こいつも眺めてみたかった。
小さな市場から線路沿いを歩くと広大な『キタイスキー市場』にぶつかります。
ローカルの人たちが日用品や食料品を買い求めるなか、写真を撮らせてもらいながらウロウロ。
「コレうまいぞ、味見してみろ」なんて声かけられたりして、(ロシア語わからないので推察です)
口をモゴモゴさせつつ、またフラフラ。
土地柄や地元の人たちの食が垣間見え、やっぱり市場は楽しい。
買う予定ではなかったんですが、ドライフルーツ盛り合わせが安かったので1kg買ってしまった、デカ。
取り立ててなにするわけでなく、なにをなすわけでなく、5日間、57ヶ国目の旅が終わっていきます。
30, NOV. 2018@ PRIMORYE LOUNGE, Vladivostok Intl A/P
Surprice(サプライス)、2,000円割引クーポン、25日まで配布中!
いってきます! Fly to Vladivostok [Russia (Vladivostok)]
月曜の成田空港、北ウイングにいます、出発です。
水曜に釜山から戻り、「チーズ・カルビ」(タッカルビじゃないよ)の余韻も消えないまま、次の国へ。
https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2018-11-21 (チーズカルビ@西面)
う~ん、夏の3連発に続き、今回も「毎週成田」状態です。
https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2018-09-04 (チェンライ・ハノイ・プサン3連発)
ほんでもって今回も「3連発」だったりします、次はまだヒミツで。
今回の旅は先週の釜山行きより前に決まっていたもので、久々「未踏の国」を踏んづけにいってきます。
記憶を遡ると2015年のアイルランドから新規開拓してないのね、あたくし。
https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04 (アイルランド紀行)
バリとか務安とか知らない土地には踏み入ってますが、「未踏国」はでんでんでした。(by和歌山訛り)
ここ数年、燃油サーチャージが高いですからね、近場ばかりで足伸ばせてないのです。
あ、すみません、ドコ行くんだ? ってハナシですね、LCCでヨーロッパです。
え、LCCでなんてありえない? ヨーロッパといっても極東の地、ウラジオストクです、
ロシアなので一応、「ヨーロッパ」ということでご容赦を。
実はここもLCCで飛べるんですね、以前は札幌や新潟からしか就航がなかったのですが、
ここ数年で成田にも数社が乗り入れるようになったわけで。
ちなみに韓国系のLCCはかなりの数が飛んでいるようで、
「毎月ソウル」のついでに足を延ばそうかとも考えたのですが、
成田からも3~4万円で飛べるようなので、素直に日本からのフライトをチョイス。
利用航空会社は「オーロラ航空」、アエロ・フロートの子会社LCCです、
他にも「S7」なんて会社も飛んでますが、こちらが安かったのでこちらに決定。
チケットはWEB表示がUSドルで$289、日本円換算で約33,000円、空港使用料込み、
モチロン往復、ロシアは片道チケットでは入れてくれないでしょ、たぶん。
現地は物価も安く、安宿もゴロゴロしているそうなので、最安値のチケットをクリック。
11月下旬ならまだ凍らない気がする、たぶん。
ハナシは戻りますが、なんで「ウラジオストク」かというと、
ロシアは2017年8月より、極東エリアに限り、「e-VISA」で渡航可能になったのです。
ヨーロッパながら「VISA」がないと渡航できない国、ロシア。
「聖ワシリイ大聖堂」も「エルミタージュ美術館」も訪れたいものですが、渡航ビザがメンドくさい。
大使館行って、書類出して、お金払って・・・までして渡航したいとは思わなかったのですね、この国。
数年前、初めて行ったバリ島もそうでした、こちらも2015年以降、免除となり、渡航を決めたわけで。
https://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-29 (おんたいむバリ)
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かつて代理店時代に業務渡航ビザの申請で大使館回りするのがメンドくさいのなんのって。
大使館って駅から遠いし、書類間違えているとはじかれるし、あ、それは当たり前か。
とまあ、「ビザ申請」に煩わしい印象しか持っておらず、「申請」必要だと渡航意欲を削がれるデス。
この2017年8月の「e-VISA」の導入が後押し、LCC就航が増えたのでしょう、きっと。
しかもWEBで無料でビザ申請できる、というので、食いついてしまいました。
ちなみに観光ビザの申請はロシア本土で4000円ほど、かつてのバリ島は3000円ほどでした、
旅するのにお金取るって、「関所」状態ですな。
現政権が「海外旅行税」とか唱ってますが、やめてね、そういう前時代的方式。
フライトはこんな感じ。
2018/11/26 13:05/17:00 HZ3639 NRT/VVO
2018/11/30 11:00/12:30 HZ3638 VVO/NRT
アエロ・フロートの子会社なので、LCCながら第1ターミナル・北ウイングからの出発、
おかげで「Priority Pass」で『KALラウンジ』が使えるますです。
赤い電車の1本だけある「成田空港行き」に乗り込み、空港へ。
ソウルと同じぐらいのフライトと聞いていたんですが、タイムテーブルがナゾ、4時間ってナニ。
そのナゾはチェックイン時に解けました。
飛ぶのに2:55かかるらしい、どうやら乗り込む機材がプロペラ機だそうで、バタバタ行くのね。
さっき乗った赤い電車が朝なので成田空港まで2:50かかったので、同じだけ座らされるようです。
さらに日本より西にあるのに1時間早い時差、とややこし現象が生じて、結果的に17時着ナノデス。
ガラガラのカウンターが機材の小ささを連想させます、並ばないのはうれしいけど。
一応、シートリクエストできたので、いつものように通路側を確保。
バスで搭乗に向かうとそこにはボンバルディア機が待ち構えておりました、おお~、ペラ機だ。
機内は2+2席で20列ほど、70人乗り機材は8割ほど埋まり、15列以降になると1人2席状態に。
8割ロシア系で2割が日本人、という感じでした、ハイ。
それでは57ヶ国目を踏みしめにいってまいります。
26, NOV. 2018@ KALlounge, NRT
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