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Temple of Sinawava @Zion [Zion (U.S.)]

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混み合うシャトルバスで『ザイオン・ロッジ』へ。

車内は上から下までビッチリ揃えた本格トレッキング派から、のんきな日帰り行楽客までスタイルさまざま。
それでも憧れの国立公園を訪れ、同じスポットを目指している、という共通項があるせいか、
見知らぬ同士でも言葉を交わし、談笑が止まらず、混雑した車内でもフンイキは朗らかでおおらかだ。

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途中のバス・スポットで降りる人たちに陽気な声がかかり、アイサツの声が飛ぶ、
窮屈なほど混み合うバスだが、そんな感じのムードで『ザイオン・キャニオン』の奥部へ進んでいく。

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『Zion』という名称は古代ヘブライ語の「聖域」に由来、「ザイオン」というのは米語読み、
おそらくラテン語読みだと、サイド3を陣取る某公国の名称としてお馴染み、「ジーク・ジオン」!。

『ザイオン・ロッジ』でホトンドの乗客が降り、それに続くように下車した。

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車が入ってこない制限エリアなので人々のリラックス度は増していて、
広い芝生では子供たちが駆け回り、転がり回り、止まらない嬌声に親たちの笑みがこぼれる。

カフェテリアの前に据え付けられたウッド・チェアでは朝からトレッキングをこなした人たちだろうか、
寛ぎのサンタン・タイム。
片手にはもれなくビールグラス、さながら標準装備の様相。

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激しい山歩きの後に傾けるビールは割り増しでウマイだろうね、
あるいはトレッキングなどしなくてもウマイのかもしれない。

ちなみに「車は入れない」と書いたが、
この『ロッジ』の宿泊客は許可証を得て、クルマで入ることができる。
国立公園内に宿泊、なんてちょっと特別な体験をしてみてはいかが。

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まずはもっとも近い『エメラルド・プール・トレイル』へ。

初級レベルなので行き交う人は表情が明るい、「トレイル」というよりちょっとした遊歩道だね。

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『ザイオン・キャニオン』のメイン・イベントは、
『テンプル・オブ・シナワヴァ(Temple of Sinawava)』からさらに最奥部に進んだ渓谷部分。

ここを目指すとなると ヒザ丈のクリーク越えをせねばならず、
光を遮る巨岩の合間を歩くことにもなるのでかなり本格的な装備が必要な上級コース。

今回、編集部からは「行かなくてもOK」の許諾を得ていたので、歩ける範囲で写真撮影に没頭した。

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記事ネタとしてトレイルを歩く人やデッキチェアで寛ぐ人たちを捕まえては話を聞かせてもらい、
シャトルバスのドライバーやレンジャーにローカル情報を教えてもらった。

軽装でも行ける「トレイル・ルート」を数か所巡り、川沿いを歩き、
『テンプル・オブ・シナワヴァ(Temple of Sinawava)』の停留所まで北上すると日が傾きはじめていた。

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シャトルバスで『ビジター・センター』へ戻ると16:30になろうとしていた。

それでも歩き疲れたとは言ってられない、ラスベガスまで3時間の長距離ドライブがあるから。

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Zion Mount Carmel Hwy @Zion [Zion (U.S.)]

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―DAY3― 10月4日

朝からカラリと晴れていたが、湿度がないせいか肌に感じる風はけっこうヒンヤリしていた。

朝食用のシリアルとコーヒーが事務所に用意されているらしい。
小さな事務所の一部を割くようにテーブルとイスが置かれ、朝食コーナーが据え付けられていた。

シリアルがあればミルクもあるのでそいつが狙い、コーヒーにドボドボ注いだものをザバザバ流し込みたい。

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「安モーテル」と記しているが、宿の少ないカナブではこれでも$90ぐらいするので安くはない、
朝食程度がついていてもバチは当たらないが、カラフルな色合いのシリアルは食べる気にならなかった。

先客のジイサンがいて、ボリボリと音を立てシリアルを頬張っている。

「スタッフですか?」

「いや。スタッフは昼にならないと来ないよ」

「そうですか、ありがとう」

朝早いからスタッフがいないのではなく、そもそもスタッフはホトンド来ないご様子。
それじゃあ、あの夜、誰もいなくてもフシギではないよね。

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即製カフェ・オ・レ片手に部屋に戻ると、
昨日会ったベッドメイクのおばちゃんがチェックアウト済みの部屋を掃除していた。

「おはよ~。昨日はありがとう~。この部屋もチェックアウトするよ」

「支払いは済んでいるの? カギは事務所に置いていけばいいわ」

「ネットで支払い済み。いろいろありがとう! おかげで助かった」

手の中にチップを忍ばせお礼の握手、「あら」という感じで彼女の顔から笑みがこぼれた。

事務所のデスクにカギを置くと、安モーテルとカナブの町にお別れの時だ。

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昨日は日が落ちるまで『ブライス・キャニオン』でカメラ小僧、大きな月を背中にカナブへの帰路を辿った。

この小さな町には21時過ぎに帰り着き、スーパーでデカイ冷凍ピザを買って、部屋に転がり込んだ。
備え付けの電子レンジがあったのでやっつけの夕食、食欲よりも寝不足地獄からの脱却が重要だった。

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カナブの町を発ち、『Mount Carmel Junction』を左に折れ、『ザイオン国立公園』を目指す。

今日は『ザイオン』でトレッキング・コースの取材、
その後は長距離を走り、一路、ラスベガスへ戻る、今日も長い一日になりそうだ。

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1時間ほどで『Zion National Park』に到着、東側の入口から『Zion Mount Carmel Hwy』を辿る。

https://www.nps.gov/zion/index.htm ザイオン公式サイト

『Zion Mount Carmel Hwy』は公園を横切る形で走っているのだが、
なにせ車窓が忙しい、奇観、異観、壮観が目白押しなのだ。
少し走っては止まり、走っては止まり、と運転よりもファインダー覗くことに夢中になってしまう。

「景観のドライブスルーですやん」とわけのわからない独り言を呟き、シャッターを切り続けたが、
このままではいつトレッキングできるかわからないぞ、と思い立ち、ステアリングを握り直した。

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『ブライス・キャニオン』は標高の高さもあり、壮大な景観を見下ろし、眺める情景、
『ザイオン』はクルマで巡りつつ、気に入ったところで景観に入り込み、親しむ情景、
という感じだろうか、あくまで「個人的な見解」です。

ロード・サイドにクルマを止め、イスを置いてティータイムやランチを楽しんでいる家族やカップルも多い。

ようやく南西部にある『ビジター・センター』にたどり着き、
トレッキング・マップと見どころを教えてもらい、クルマを置いた。

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今走ってきた『マウント・カーメル・ハイウェイ』は通年、クルマで巡ることができるのだが、
様々なトレッキング・ルートがある『Zion Canyon Scenic Drive(ザイオン・キャニオン)』は
4月から10月の間、一般車両は立ち入ることができず、シャトルバスで向かわなくてはならない。

トレッキング、山歩き組はみなこの無料の循環シャトルバスで運ばれていく。

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渓谷のコンディションを記した案内板の温度計は華氏80度(約26℃)を示している、
昼になれば30℃に達するかもしれない。

熱くて長い一日はまだはじまったばかりだ。

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