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Long Time No Long Flite @Tel Aviv [Israel(Tel Aviv)]

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『ANA Lounge』@成田空港にいます、「毎月ソウルです」と記すところですが針路変更。

唐突に58ヶ国目の地を踏むことになりました、目指す先はイスラエルです。

本来の予定では

2023-06-16 19:25/22:05 OZ105 NRT/ICN
2023-06-22 19:50/22:00 OZ1065 GMP/HND

というマイルで取ったチケットでいつもの「毎月ソウル」へ向かうつもりだったのですが、
そのひと月ほど前、5月の「毎月ソウル」から帰って間もない頃合いに、
「イスラエルに飛べませんか」というイスラエル大使館からのお招きがありました。

ソウル渡航の予定も気にせず、「飛べます」と即答。

2023-06-18 19:30/02:00+1 AL92 NRT/TLV
2023-06-24 23:30/17:00+1 AL91 TLV/NRT

出された日程を見たらソウル行きともろカブリなので笑っちゃいましたが、
そこはマイレージ発券の強みで即変更、即対応、即決断で58ヶ国目の訪問を優先。

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そもそもはイスラエルの航空会社「エルアル航空」がこの3月、あらためて新就航するというのがことの発端。

「あらためて」というのは本来、2020年3月に新就航が計画され、
スカイツリーで就航記念パーティのセッティングまでされていたのですが、
前日に就航中止が決定、見事に新型コロナの波に飲まれ・・・という経緯があったわけです。
https://www.asahi.com/articles/ASQ9P0F3WQ9NUHBI02H.html 朝日デジタル

この2023年3月、「あらためて」の新就航に漕ぎつけたわけですね。
両国間を飛ぶ直行便の定期就航は史上初だそうで、この直行便を利用しての現地取材に、というナガレ。

イスラエルに行くのね、ということで、
コロナ禍で眠っていた我が愛器にご起床いただき、レンズにカビが生えてないかチェック。
「毎月ソウル」に一眼レフを持参しなくなったので、久々のご出馬です。

いつものように日数の半分の着替えとロング・フライト対策の文庫本を多めに放り込み、
あといるものなんだっけ、と久々の「旅」で必要なものもわからなくなっており、
きっと忘れものがあるでしょう、と思いつつ、旅の準備を完了。



あまり評判の麗しくないエルアル航空のチェックインへ。

というのも、彼の航空会社はテロ対策でチェックインの事前チェック(ややこしい)がやたらキビシイ、
というのが、ネットなどでつらつらと書かれているわけですね、まあ、話半分だけどね。
というので、編集部の事情通の方にアレコレ事前に用意しておくものを教えてもらい、成田へ。

チェックに時間がかかるので、3時間前のチェックインなのですぜ。

教えてもらった「行程表」「自分の名刺」「媒体(『~歩き方』)」を手元に用意し、
切り札の「大使館広報官の名刺」も備え、肝を据えてチェックインへ。
エルアル航空は第1ターミナル・北ウイングのFカウンター、端の端。
久々の北ウイング、南に比べて人が少なく、閑散としているんだよね~、北って。

チェックイン・カウンター前にチェック台があり、そこでバトルのはじまりはじまり。

基本英語での質疑応答、必要であれば日本語担当を呼んでもらえるとのこと。
日本語担当は人数が少ないだろうから待たされるのもイヤなので、そのまま受け答え。
揃えた書面とパスポートを出すと、今回の渡航に関する質問と渡航経験国なんかをざっくり聞かれる。
臆することなく受け答えるとあっさりボーディング・パスを出してくれて、ちょと拍子抜け。

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話半分と書いたのはこういうこと、ネットの旅行記って悪いことしか書きこまない傾向があるから。
チェックインがカンタンでした、って一行にもネタにもならないしね。

「バゲージは自分で詰めたか」「手元を離れてないか」というよくある質問もここでは重要項目。
かつてイスラエル行きの日本人ツアー客が地方からこぞって宅配便で成田にスーツケース送ったことがあり、
みなが正直に「送りました」と答えたら、40人近い人数がスーツケースを開けての全品検査に。
それでフライトがディレイしたという、ネタバナシような実話があったそうで。
テロ警戒なので、その辺りはキビシイようですぜ。

隣の台の日本の方はなにやらアレコレ聞かれて時間がかかっているご様子、日本語担当が行ったり来たり。

後々わかるのだが、この方は取材ツアーのメンバーの一人だったのですね。
インドネシア=イスラム教国の渡航歴があったため、その渡航理由を根掘り葉掘り聞かれたとのこと。
こちらは偶然にもコロナ前に新しいパスポートに更新していたので、
インドネシアもマレーシアの渡航スタンプもなかったことが幸いしていたみたい。

「アラブ国(イスラム教国)に渡航歴があるとアレコレ聞かれる」という前情報は仕入れていたんですが、
インドネシアやマレーシアは予想の外、確かに「イスラム教国」だよね、と後日の会話で盛り上がり。


搭乗券片手に両替所へ、チェックインで事なきを得たのでスキップで向かっていたかもしれない。

数年前からイスラエルの通貨「シュケル」も成田で両替可能に。
ただし1か所だけという情報でしたが、チェックイン・カウンターFの目の前の両替所がソレでした。
ここでも隣に日本の方、「イスラエルの通貨、なんだっけ」なんて言っていたので、
「シェケルです」と口を挟んでしまった、なんとこの方も取材メンバーの方と後から判明。

説明が前後しますが、そもそも今回は現地集合なのです、テルアビブ空港ピックアップ。

おそらく空港到着するとバナー持った人がいて(XX御一行様ってアレですね)、
わらわらと到着ロビーに出てきた順に一本釣りされていき、ボーーとしたままバスに詰め込まれる方式。
取材陣でもパッケージ・ツアーと変わらなかったりするワケで。
成田出発の時点では誰が誰やら状態、4人が出向くことが分かっているだけでフライトに、という内情。

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AL92便は機材準備であっさりディレイ、30分遅れての搭乗開始が放送された。
誰だっけ? フライト運がいい、とか書いてた人。

機内は9割ぐらいの着席率、その9割が異邦人、ヨーロピアンが多いのはテルアビブ乗り継ぎ組かな。

ラッキーなことに3席の真ん中が空席、これでいつもの通路側で胡坐書いて本が読める。
窓際のお方はヘッドフォンに文庫本と旅慣れたご様子、
別に読書派が偉いわけじゃなくて、スマホやタブレットの光は眠気を呼ばないのよ。

とここでも偶然派生、この方も取材陣の一員でした、集合前に全員とすれ違っているのってナニ?

機内食はイスラエル料理がサーブされ、すでに現地気分、ハンパな日本食よりはイイやね。
エルアルは男性CAが多いのが他社と異なるかな、いずれも気配り上手で親切な対応。

約12時間半のフライト、南周りは遠いねえ、丸い地球の遠い外周を飛ぶことになるからねえ。

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以前も書いたと思いますが、時差ボケ対策。
機内から日本時間を忘れ、現地に着いたらXX時、と脳みそに染み込ませましょう。
愛しいあの人は今頃日本でナニしているかしら、と思いをはせると時差ボケになりますぜ。

出発の遅れそのまま2:35到着、すでに日付は変わって19日の日曜。
ぼーーっとしたアタマのまま、入国手続きを済ませ、(これも評判以上にカンタンでした)
到着ロビーに4人が集合したところでバンに詰め込まれると、この時点で3:20に。

ベン・グリオン空港は少しばかりクラシック・スタイルでちょっと前の時代の造り、
それよりも深夜3時だというのに到着も出発にも当たり前のように人が多いことに驚かされる。

ホテルでチェックインを済ませると時計は4時に近い、シャワーも浴びず、ベッドに倒れ込んだ。

ーDAY1ー 6月18日

イスラエル取材のレポートは「地球の歩き方WEB」に掲載。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3003090/ 
第1回(全6回予定)は7月31日UP!

レポートに書かなかったこぼれ話、ウラ情報、小ネタをブログに上げて行く予定です。
読み合わせるとオモシロイかな。



出発前の空港、みなさんはナニして過ごしていますか?
免税店をウロウロ? カフェでセカセカ? 搭乗ゲートでイライラ?
「格安航空券」だろうが「LCC」だろうが、
各空港のある『ビジネスクラス・ラウンジ』でゆっくりビールやワインなんていかが?
【プライオリティ・パス】があればそれが可能、情報詳細は↓コチラをご覧ください。
https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2010-03-17

「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料はゲスト利用だと1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、計2回ラウンジを使うわけですから、
これだけでほとんどペイしてしまいます。
空港によっては国内線でもラウンジ利用可能ですから、帰省時や国内旅行でも便利!

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初年度はこれだけでも会費を補えるので、試しに使ってみるのもアリです。
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不安が多い海外旅行でも安心ですね。

実際に利用した各都市空港ラウンジの報告記はこちらのリンクから!
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-23 バンコク・スワンナプーム(BKK)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16 マニラ・ニノイ・アキノ(MNL)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20 シンガポール・チャンギ(SIN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09 デンバー・インターナショナル(DEN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06 ソウル・インチョン(ICN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2015-09-29 アブダビ・インターナショナル(AUH)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-21 香港・チェクラップコク(HKG)
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