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Arts District @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ーDAY9ー 10月10日

夜通し吹き荒れていた風が止み、強い日差しが戻ってきた。

今朝も早くから起きだし、カフェの朝食取材に出向くことに。
目指すのはすでに店名からベジタリアンやヴィーガン感が滲み出ている『VegeNation』という店。

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ホテル前からリムジン横付けでするするとご出勤、といいたいところだが、
地道にホテル前の交差点からシェア・サイクルをかしかしと漕ぎ出した。

カフェへはホテルから4ブロックほど、歩くには遠く、クルマでは近すぎで自転車最強説再燃。
キオスク・スタンドが横付け状態なのでこれはこれで悪くない。

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ダウンタウンで人気のカフェやレストランは「Carson Av.(カールソン・アベニュー)」界隈に集中、
数日前に取材した『Foodie Tour~』で歩いたエリアがもろにそれに当たっていたのですね。

おさえた安ホテルがダウンタウンの東南にあったので、偶然にも動きやすいロケーションにスッポリ、
併せて「シェア・サイクル」という取材向きのかなり取り回しのいい足でガッツリ。
こいつで動き回った成果で、白地図だったダウンタウンが少しずつ色がついて埋まっていく感じに。

みなさんもダウンタウンを訪れる方は、カマキリ周辺を探索するといい店に出会えますぜ。

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「最強説」は昨日の午後に見い出された。
カマキリを離れ、「The Deuce」に乗り、南西の「Arts District(アーツ・ディストリクト)」へ。

ここは地元の若いアーティストが集うエリア、
ギャラリーやアンティーク・ショップ、カフェが軒を連ね、オブジェやグラフィティが街角を彩っている。

ここにもシェア・サイクルのキオスク・スタンドがあるので、バス停から即、自転車へ。

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ちなみに「The Deuce」「SDX」のバス乗車は、
2時間のパスが$6、24時間パスが$8、3日間パスが$20と乗り放題パスを買ってしまうのがお得。
ストリップからダウンタウンの移動はもちろんアウトレットなどにも足を延ばせますぜ。

「シェア・サイクル」は24時間利用が$5、3日間が$10、クレジットカードで手軽に気軽に足ゲット。
自転車用の走行レーンもあり、カンタンに借り出せ、ダウンタウン・エリアに駆り出せ、青春。

https://bikeshare.rtcsnv.com/  RTC Bike Share 公式サイト

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ランチが人気という『Makers & Finders』へ伺うが、ランチメニューが終わっていたので、
デニッシュと人気だというアイスコーヒーを頼むことに。

「このボトルに好きなタイミングで流し込んで、飲んでくれ」

ドリップされたコーヒーのグラスと氷がしこたま入ったボトルを置くと、
カウンターの中のスタッフがそう説明してくれた。

アイスコーヒーのこのひと手間が外の暑さにヤラれたカラダとアタマを冷やしてくれる気がした。

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続いて隣のブロックにある『Cornish Pasty Co.』へ、地元の人たちがこぞって名前を上げた店だ。

「ごめん、今日はこれから貸し切りなんだ」

扉を開け、声をかけようとしたこちらを制するように先手、頭を垂れ、写真だけ撮らせてもらい、撤退。
ヒットしたり、空振りしたり、取材はこんなことの繰り返し、
そんなこんなでこのエリアも歩き、いや漕ぎ尽くし、日が沈む頃にダウンタウンに戻った。

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『VegeNation』は「入れないほど混む」というウワサもあったが、さすがに朝イチは貸し切り状態。

「好きなところ座って」といい、キッチンに去ろうとするウェイトレスを捕まえ、
「人気メニューってどれ?」といういつもの質問攻撃。

「やっぱり、朝はシリアル・ボウルが人気ね」と笑顔のお答え。

メニューには4種類ほどのボウル・メニューが並ぶ。

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「じゃあ、ココナツ入りのやつをもらおうかな」

「ごめんなさい、ココナツを切らしているの」

オイオイ、と思いつつ、「じゃあ、こっちの『Mamma Knows Best Bowl』はある?」と恐る恐る尋ねる。

「アサイー入りのやつね、それも人気の一品だわ。それはダイジョウブ。コーヒーはどうする?」

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オススメというオーガニックのコーヒーを頼むと、フレンチ・プレスでテーブルに運ばれてきた。

「お、『フレンチ・プレス』じゃん」

「ええ、うちはこれで出しているの、コーヒーをたっぷり楽しんでほしいから」

フレンチ・プラスに並んで置かれたアサイー・ボウルはがっつりとデカかった。
朝からこれぐらいの量をやっつけないときっと立派なアメリカンにはなれないのだろう。

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日本では紅茶を淹れる「シャレオツ」アイテムと思われている「フレンチ・プレス」、
実はこいつはコーヒー用、ヨーロッパのカフェでは当たり前のようにコーヒーをサーブして出てくる。

プレスすると紅茶はエグ味が出てしまうので、オシャレどころかおいしくない、
茶葉は揺すらないのが常道、ティーバッグすらジャブジャブするのはNGでさあね。

フレンチ・プレスで淹れるコーヒーはフィルターを通さないので、豆の油分がそのまま抽出され、
豆のテイストがダイレクトに来るので、コーヒーの強い味が好きな人向けですよ。
挽いた豆を入れ、お湯をぶち込むだけなので、ものぐさな人にも向いてます、
自宅でも愛用してます、ペーパー・フィルターのゴミも出ないしね。

時折、出勤前のコーヒーをテイクアウトする人が立ち寄るぐらいで、静かな朝食タイムが続いていた。

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「がっちりマンデー!! 」で話題のそとアソビ、おでかけサイト!


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Veganism @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ーDAY8ー 10月9日

6時に起きると空気は冷たく寒い、湿度が低いせいだろうか、上着が欲しくなるほど冷えている。

今日は1日カフェ取材に費やす予定、まず朝食の取材のために出かけることに。
するとエレベーターでばったりオースティンと再会した。

彼とは昨日、エレベーターで乗り合わせたのだが、
見た目タトゥーだらけで、チョット警戒心を抱いてしまうような雰囲気の男だった。

ところが乗り込んだこちらの代わりにフロア・ボタンを押してくれ、話しかけてきてくれ、
気さくな感じで話が弾むと「ダウンタウンで土産屋を経営している」という話にまで至り、
別れ際にはメアド交換までしていた。
もちろん同じホテルの宿泊者、という安心感がベースにはあったが。

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「おはよう、朝早くから出かけるのかい?」

「そう。近所に朝食を食べに。そちらは?」

「今日は朝早くから仕事でね、この時季、稼ぎ時なんだ」

「忙しそうだね、がんばって」

「そちらも楽しい朝食を。あとで時間があったら店にも来てくれよ」

同じホテルに滞在しているとはいえ、偶然にもまたエレベーターで出会うとは。
旅はこういうシーンがあるからおもしろい。

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まずは地元でも朝食が評判という『eat』へ。

開店時間を目指して訪れたのだが、店内にはすでに4~5組の客がいた。
カウンター席では巨漢の黒人男性が背中を丸め、朝食を頬張っている、その後ろ姿はちょっと微笑ましい。

「テーブル席にしますか?」

カウンターで彼と肩を並べてもよかったが、
写真を撮るにはテーブル席が好都合だったのでそう伝えると、
まだ混んでいないから好きなところに座って、とラフな感じでこちらにチョイスを委ねてくれた。

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メニューを差し出してきたスタッフに尋ねる。

「人気メニューはどれですか?」

「色々あるけどみんな頼むのは『Truffled egg sandwich(トラッフルド・エッグサンドイッチ)』かな」

「じゃあ、それを。あとコーヒーを」

「OK」

皿が運ばれてくる頃には店内はすっかり混み合い、満席になっていた。
今日は祝日なので家族連れが多いが、仕事前という感じの一人客も多い。

なにしろ朝と昼しか営業しないというぐらい人気の店で、夜は向かいの別店舗で営業するらしい。

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ちなみにこの日、10月9日は「コロンバス・デイ」、ネバダ州では正式な祝日ではないらしいが、
今年は祝日扱いで、週末と合わせ3連休。
アメリカの場合、祝日を取り決めも州ごとに異なるのでちょっとややこしいよね。

日本もおそらく「体育の日」で3連休、でもやっぱりこの日は10月10日であってほしいけど。

おっと、この店の味の評価はどこかのサイトにお任せします。
といいつつ、ああ、また食べたい、『トラッフルド・エッグサンドイッチ』$14也。(写真1)

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午前中のダウンタウン取材をこなし、ランチタイムには次のカフェ『Public Us』へ。

地元の人に人気というのでたどり着いたカフェ、ここは注文してから席に着くスタイルなので、
レジ前の列に並んでいるとスタッフがあらかじめメニューを渡してくれた。

「『Tofu Veggie Curry Bowl』を1つと・・・、人気の飲み物ってありますか??」

まず『トーフ・ベジー・カレー・ボウル』を注文、その名の通り、豆腐を使ったヴィーガン・メニュー。

「ヴィーガンに人気なのは、『Pomegranate Juice』かなあ??」

「じゃあ、それを」

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「ヴィーガン」とは肉や魚だけでなく、卵や乳製品、蜂蜜なども一切口にしない「完全菜食主義者」、
アメリカではこのところ増加傾向というか、当たり前になってきてますね。

「ポメグレネイト」は石榴(ザクロ)のこと、
聞き慣れない単語はナニか殺傷能力の高い兵器のように聞こえなくもないが、
昨今、「スーパーフード」として注目されているフルーツ。
う~ん、でもザクロって、裏山に分け入って勝手に採って食べる認識、スーパーフードとはね。

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店内はPC広げたノマド・ワーカーが多く、レポート談義に熱が入る学生もチラホラ。
席はホトンド埋まっていて、カウンター席だけ入れ替わりが激しい、地元民に愛されているカフェですね。

トウフのヴィーガン・カレーは意外にも辛い、ボケてるカレーが多いこの国で少しばかり驚きの味。
『トーフ・ベジー・カレー・ボウル』$8、ザクロ・ジュース$4、あ、値段は2017年時点です。

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特集ページは「朝食で攻めよう」ということで、朝から観光に勤しむ日本人観光客の原動力に、
「朝からしっかり食べよう」とカフェ・メシやヴィーガン・フードを紹介することに。

特集ページの仕上がりは「地球の歩き方 ラスベガス 2018~19年度版」にて。
特集ページは毎年変わるので、最新版にはありません~、各所の写真は残ってますけど。

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ダウンタウンのカフェ巡りには最適の足を見つけていた。

キオスク・スタンドの「レンタル・サイクル」、時間貸しの自転車ですね。
クレジット・カードで基本料金を払い、30分以内の利用だと追加料金なしなので、
取材先から取材先を巡るのに適している。
ここでも繰り返し書いているけど自転車は乗り降りしやすいので、写真撮るのに適していますしね。

ということで、午後もダウンタウンを漕ぎ巡ります。

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Gold Spike @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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チェックインを済ませ、荷物を置いただけで、そのまま出かけた。

昼の日差しは容赦なくキビシく、プール・サイドには当たり前のように誰もいなかった。
ダウンタウンに近い側のエントランスから出ようとホテルの施設内を回り込み、歩く、
するとそちら側のロビーはひどく薄暗く、重低音の音楽が流れるバーになっていた。

中庭の明るさから一気に異なる雰囲気、少しばかり警戒心を強める。

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こちらのプール(玉突き台)にはしっかり客が取りついていて、
フロアのソファーには身を沈めて、ビール瓶を傾ける場慣れした感じの客がいた。

「Hai」

「Ha-i」

気後れせず、こちらから声をかけると手を挙げ、応えてくれた。
見慣れない相手が怖いのはお互い様、
こういう時はこちらからモーションをかけてしまったほうがラクなことは旅の経験で培っている。

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https://oasisatgoldspike.com/?utm_source=TripAdvisor&utm_medium=BusAdv

ホテルは『Oasis at Gold Spike』、今日と明日は観光局のアテンドなし、
取材経費での滞在なので自分で探したダウンタウンの手ごろな宿に泊まる、というわけ。
料金ともども『ザ・ストリップ』のメガホテルとはかなり異なったフンイキだ。

後でわかるのだが、こちら側のロビーはファスト・フード併設の人気のBARエリアだったのだ。
キンキンにエアコンが効いていたので、彼らは昼の暑さから逃れて寛いでいたのかもしれない。

なにしろ少し外を歩くだけで汗が噴き出す、カマキリも日中は火を噴かず、おとなしくしているご様子。

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『フリーモント・ストリート』を軸にダウンタウンを彷徨う。

独自の取材ネタを探すため、この日はスケジュールを空けてもらったので、予定は真っ白。
観光局のオススメラッシュから解放され、日程表と時間の消化を気にせずに歩き回れる一だが、
その分、オリジナルのネタを掘り当てなくてはならない。

当然、食事もアレンジされてないので、なにを食べるかも考えないとね。

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出店のタコスに齧り付き、夕食はフードコートのチャイニーズ・デリでやっつけご飯、
そんなジャンキッシュな食事で少々リラックス。

汗は止まらないけど、もう少し歩いてみますか。

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Downtown @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ーDAY7ー 10月8日

今日もおかまいなしに暑い、というよりも湿度が低く、日差しが照りつけてくるので「熱い」という感じだ。

3泊した『ベラージオ』とお別れ、9時前にチェックアウトし、バゲージ・ダウン。
清算後、ベル・キャプテンにバゲージを預け 取材先に向かうことに。

ベガス取材はまだ続くのだが、今日と明日は特集ページのためにこちらサイドの独自取材をするため、
観光局にスケジュールを空けてもらっていた。
ただし例の「TBA」続きで、チェックアウト後の午前にずれ込んだ取材を消化しなければならなかった。

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MGMにほど近い『Topgolf(トップゴルフ)』へ。

https://topgolf.com/us/las-vegas/ トップゴルフ 公式サイト

まだ混み合う前の朝イチにPR担当にアレコレ案内してもらい、人がいない間に撮影をこなす。
ここは打ちっ放しだけでなく、プールも備わり、大型モニターではさまざまなスポーツを楽しめ、
ポップな音楽も流れている複合タイプのゴルフ・アクティビティ。

もちろんベガスではスポーツの試合はベッティングの対象、ゴルフしながらギャンブルもできますぜ。

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打席の周りにはラグジュアリーなソファー、そこでカクテルやビール片手に凝った料理も楽しめる、
というバブル期の日本にありそうなアクティビティがここベガスに普通に存在してます。

「一番人気は『サンライズ・バーガー』、
 それと『スイート・クリスピー・シュリンプ』も頼む人が多いかな。
 飲み物はどうする?」

PR担当がそういうのでオーダーを彼に委ねると、
テーブルの上はすっかり「パワー・ブレックファスト」になってしまった。

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通路では女性スタッフがカートを押しながらカクテルの移動販売、
運動しながらアルコール飲みましょう、というのがすごいよね。

「オススメは夜の時間帯、ストリップのネオンに向けて打ちっぱなすのは爽快よ」

濃い目の化粧のワゴン・サービスの女のコがそう教えてくれた。

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日曜日ということもあり、ボックス席を徐々に家族連れが埋めていく。
午前中はプレイ・フィーが割安なので、地元の家族が日曜のレジャーとして遊びに来るご様子。

パパとおじいちゃんはビール片手に球筋を競い、
ママと子供たちはプールやモニター前ではしゃでいる、
こちらはというと大型モニターのNFLのゲームが気になっていた。

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無料の送迎サービスでホテルに戻り、バゲージをピックアップし、キャブでダウンタウンへ。

アメリカでは「ウーバー」はすっかり市民権を得ていて、
ホテルの車回しにはタクシーと同じようにウーバー用の客待ちスペースも設けられている。

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ラスベガス屈指の人気を誇る『ベラージオ』で3泊したわけですが、
さすがメガサイズ・ホテル、部屋やバス・ルームはひろびろ~、滞在はのびのび~、ただただ快適~。
といってもほぼ寝に帰るだけでしたが。

ですが、先にも書きましたが、ホテルが「メガ」過ぎて、
部屋から『ザ・ストリップ』の通りに出るまで時間がかかってしかたがない。
1Fのフロアではカジノ・ホールをタップリ歩かされ、
玄関口から通りまではストロークがしこたま長いのだ。

水を持たずに歩いた人は途中で干からびてしまい、空腹を抱えた人は力尽きて行き倒れとなるらしい。
ホント、エレベーター降りたところからセグウェイか自転車欲しす。

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ベガスのメガ・ホテルの常識として「ホテルの部屋にはナニもない」というのを覚えておいてね。

室内に有料のミニバーはもちろんセットされてますが、
湯沸かしポットもコーヒー・サーバーも、インスタント・コーヒーすらも置いていない。
部屋に居られると1セントも落とさないことになるので、食事はブッフェで、遊びはカジノで、が常道。

この辺は織り込み済みだったので気にも留めていなかったんですが、実は初日にショッキングな出来事が。

旅にはいつもコーヒーやティーバッグは持参しているので、
『ベラージオ』でものんきに「ルームサービスでお湯持ってきてもらうか」と電話を取ったわけ。

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「お湯もらえますか?」

「$5です」

「え? 『お湯』がですか?」

「はい。$5です」

お湯を運んでもらったルーム・サービスにチップの1ドルぐらいは覚悟していてたのですが、
まさか「お湯」が有料とは!!!!!!!

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ビックリドッキリギックリパチクリ。

さすがに「Thank you」といって電話切りました。

「誰が『お湯』に600円払うんじゃああああああああ」と叫びつつ、
1階のイタリアン・カフェで「コーヒーください」と泣きつきました、ハグはしてくれなかったけど。
まったく、ザイオンからの3時間の運転でシコタマ疲れているっつーのに。

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ダウンタウンの安ホテルはロビーに無料のコーヒー・サービスがあるらしい、
それだけでなけてくるぜ、天国じゃないか。
あるいはカップが有料で$10取られるのるのかもしれないが。

これからおもむろに宿を鞍替え、バゲージ放り込んだら午後のネタ探しに歩き回ります。

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Fremont Street @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ダウンタウンにズブズブ入り込むと、ド派手なバイクが出迎えてくれた。

メインの目抜き通り『Fremont Street(フリーモント・ストリート)』に沿う通りで、
バイク関連のイベントだか、コンベンションだかが行われているらしい。

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イカついバイクの傍らにイカついヤツら、いかにもアメリカンなフンイキ満載で気分が上がる、
行き当たりばったりで歩いているとこういう出会いがあるのでオモシロイ。

この街はアメリカでもっとも観光客を集める場所として有名だが、
主たる客層は観光客や家族連れでなく、会議や展示会といったビジネス・トリップがメイン。
世界屈指の「コンベンション・シティ」なのですね、実は。

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ザ・ストリップとダウンタウンの間にはバカデカイ『ラスベガス・コンベンション・センター』が鎮座、
そこではイベントや展示会、学会などの予定が毎日ビッシリ、
駐車場渋滞を成しているクルマのホトンドがレンタカー。

もちろんそれ以外のホテルやイベントホールでも大小取り混ぜ、様々なコンベンションが。
執筆しているガイドブックを買い支えているのも、実はこの「出張組」だったりします。

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さて本題の取材ですが、やはり「銃撃事件」の影響でバタバタが続いてます。

変更されたスケジュール表にはホトンドの取材先が「TBA」と表記されている。

これは「To Be Announced」の略、後日報告、後日告知という意味、
試合予定やコンサートの案内などにも使われる略称なので、覚えておいて損はないですよ。

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といっても取材で動いている身としては歓迎できない表記。

「TBA」と書かれている先に確認連絡を入れては、担当が捕まらず、後回しになったり、
唐突に観光局から連絡が入り、OKが出たり、とドッタンバッタンの繰り返し。
電話、メール、SMSと移動中でも連絡のヤリトリがけっこう厄介、面倒、大変です。

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アッチに行くはずがコッチに回され、コッチに行ったらアッチの担当いなくて、としっちゃかめっちゃか。
街自体が安全なのは歓迎ですが、まさか取材予定にこんなに影響を及ぼすとは計算外。

まあ、変更変更には慣れているので臨機応変、当意即妙、頭寒足熱、あ、コレ違うな、と動いてます。

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蛇足ですが、
「TBD」だと「To Be Determined」、これは「未定」、
「TBC」だとエステ、脱毛してくれます、じゃなくて、
「To Be Confirmed」(要確認、確認中)、「To Be Continued」(継続予定)という意味もありますね。

日本だと「ASAP」や「N/A」、「FAQ」なんてのは馴染みがありますね。
旅行用語だと「CXL」(キャンセレーション=キャンセル・取り消し)は覚えておくと便利です。

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今夜予定している世界的に有名なフレンチのディナー・ブッキングも「TBA」、
その後の『Cirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)』のショウも「TBA」と流動的。

いっそ残りの予定は「CXL」にして、自由の身にしてくれないかなあ。

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Fahrenheit @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ーDAY6ー 10月7日

今日も朝から暑い、天気予報は「88°Fを超える」と告げている。

摂氏にすると31℃を超える温度、10月だというのにラスベガスに秋の気配なし。
もっとも街歩きの身としては短パンでやり過ごせるので気楽ではあるが。

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今日の予定はまず朝イチで『Indoor Skydiving(インドア・スカイダイビング)』へ。

このところ日本のバラエティ番組でもよく紹介されている屋内でスカイ・ダイビング体験できるアレだ。
マネージャーに話を聞くと「3歳から95歳まで客層は幅広いですよ」と意外な答えが。

てっきりテンション高めの、いや、アクティブな観光客が挑むものと思いきやそうではなく、
地元の人たちも楽しむアトラクションのようだ。

https://vegasindoorskydiving.com/ インドア・スカイダイビング公式

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年配女性に付き添われ、レンタル・ウェアに身を包み、順番待ちをしている男のコがいた。

「あの子は11歳、私は彼のおばあちゃんよ。
 今日は誕生日プレゼントに『ここに来たい』という約束を果たしに来たのよ」

見学者用の小窓から孫の奮闘を見守りながら、楽しそうに話してくれた。

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昼時に忙しくなる前にランチ取材のアポイントメント、『Mandalay Bay(マンダレイ・ベイ)』に移動。

『マンダレイ・ベイ』は痛ましい事件が起きたばかりのホテル。
ホテル周辺は未だ規制線が張られ 他よりもひと気が少ない、アブナイわけではないが気が引けるのだろう。

陽光を照り返すはずのホテルの外壁を見上げるとそこには急ごしらえではめ込まれたベニヤ板が。
なんとも痛ましく、恨めしく、悲しい情景だった。

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『RM Seafood at Mandalay Bay(RMシーフード)』にて早めのランチ、
ビジネス・ミーティングにも使われるオシャレなシーフード・レストランだが、
「スシ・カウンター」が備わり、テーブルには箸、醤油、味噌汁が並んで出された。

マネージャーに聞いた人気料理は「エンドレスサマー・ロール」、(写真5)
トッピングのハラペーニョが人気の秘訣だとか。
日本人としてはムムム、となるが、意外にもコレが刺身にあうのですね。

ここ10年ほどアメリカは日本食ブーム、モチロン日本人が食べているそれとはかなり違うけどね。

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スケジュールが詰まっているため、1時間かけずにランチ取材を終え、レストランを後にした。
ホテルのクルマ回しでキャブを拾い、一路、ダウンタウンを目指す。

「『ネオン・ミュージアム』へ」

「アンタ、どっから来たんだい? チャイニーズかい? 観光を楽しんでいるかい?」

「日本からだよ。こう見えて仕事なんだ」

「おれはエチオピア人だよ。わかるかい? エチオピア。
 アフリカで唯一、植民地化されて国なんだ、独立独歩の偉大な国なんだ。
 日本はどうなんだい? 植民地の経験はあるのかな?」

そんな疑問を投げかけてきたが日本の歴史を説明するには時間もなく、気力も沸いてこなかった。

それ以上に彼はこちらの答えが必要なわけではなく、どうやら話し相手がおらず、退屈だったのだろう、
ダウンタウンに到着するまで、自分の国のことや自分の家族のことをお一方的に話し続けていた。

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次の取材スポット『Neon Museum(ネオン・ミュージアム)』に到着。

解説付きのガイディング・ツアーに同行し、屋外の展示物を見て回るのだが、
日差しが降り注ぎ、ジリジリと肌が焼けていくのがわかる。
日陰もないので、あらかじめ日よけの雨傘が渡されていたが、地面からの照り返しでゆだりそうな熱さだ。

ネバダ州の10月は容赦がない。

http://www.neonmuseum.org/ ネオン・ミュージアム 公式

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「キャブを呼ぶと時間がかかる」という受付の話しだったので、
数ブロック先の次の取材先、『Mob Museum(MOBミュージアム)』まで歩いてしまうことにした。

途中、干からびて遭難しそうだったので、アイスティを買うことに。

アメリカのコンビニやファスト・フードは自分でカップに氷や飲み物を注ぐドリンク・バー・タイプ、
飲みながら注ぎ足しても文句をいわれることがないのが気楽でいい。
ただ「甘くない」飲み物が少ない、という難点があるけど。

「MOB」=暴徒、群衆という名称からはわかりづらいが、いうなれば「犯罪者博物館」、
ギャングやマフィアといったこの街に付きまとうイメージに伴う「博物館」。
歴史の浅いこの国はなんでもかんでも「ミュージアム」にしてしまう国でもあるわけで。

http://themobmuseum.org/ MOBミュージアム 公式

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『ネオン・ミュージアム』に続き、『MOBミュージアム』も国内旅行のアメリカ人でごった返していた。
みなさん、ご自分の国のことがお好きなのですね。

エアコンの効いた館内から出ると、街角の温度計は89°Fを指している、まだまだ熱い一日は終わらない。

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Container Park @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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早朝動き出しの眠気と満腹未消化胃袋に引きずられながら、取材を続けた。

夕刻前にホテルに戻り、シャワーを浴びてリフレッシュ。
キレイにメイキングされたベッドが「こちらにおいで」と誘惑してきたが、
なんとか振り払い、次の取材スケジュールへ向かう。

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夕方からの「ウォーキング・ツアー」に参加するため、SDXでダウンタウンへ。

『ザ・ストリップ』とダウンタウンの間には
SDX(ストリップ・ダウンタウン・エキスプレス)とDEUCE(デュース)というバスが運航。
2階建てバスの「デュース」は各停だが、24時間運転で旅行者にもありがたい。

ダウンタウン・エリアは物価もお安め、カジノのレートも安く、1セントで遊べるスロットもある。
「でた~、100枚~、大当たり!」と思っても、このマシンだと$1なんだけどね。
あわせてご飯も安く、かつてのような安いブッフェもあるので上手に過ごすならダウンタウンがオススメ。

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参加するのは歩いてレストランを巡り、イチオシの料理を摘まみながら、カクテル傾け、
数店舗をハシゴする、という「グルメ・ウォーキング・ツアー」。

この手のグルメ・ツアーはアメリカ各都市で流行中デス。

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案内役のダイレクター曰く、
「知らない土地や初めての街でどの店に行けばいいか、戸惑うけど、そんなときのガイド役になるよね。
 気に入ったレストランがあれば後日あらためてブッキングできるし、
 それにも増して、見知らぬ味覚や料理に出会えるのが楽しいよ。
 地元のレストランをサポート、紹介するという一面もあるからね」とのこと。

『Lip Smacking Foodie Tour at downtown』
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g45963-d7675305-Reviews-Lip_Smacking_Foodie_Tours-Las_Vegas_Nevada.html (TripAdvisor)

シーズナリーやオープン状況で巡るレストランは入れ替わり、
なかでも若い新進気鋭の店を紹介し、発展と地元の盛り上げ役としても一役買っているようだ。

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15名ほどの参加者は国内旅行グループ中心、にぎやかな仲間が通りを歩くのにも楽しそう。
アジア人はこちら一人しかおらず、明らかに浮いていたのだが、
席割りから「ミネアポリス、シカゴ、ミルウォーキーから来た」という男性3人組と同じテーブルに。
彼らとおしゃべりすると状況が一変した。

「ミネアポリスはちょっと前に行きましたよ、『メトロドーム』建て替え前に。
 シカゴはよく行きますし、好きな街です、グリーンベイはいつか訪れたいんです、憧れの街です」

https://delfin2.blog.ss-blog.jp/2013-10-15 ミネアポリス取材行

NFL取材でアッチコッチのチームを頻繁に訪れていることを告げた。

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「日本人もフットボールをみるのかい? いい選手が多いから野球が有名なことは知っているけど」

「ポピュラーじゃないけど、根強いファンはいますよ」

「でもおれたちにフットボールの話はしないほうがいい、わかるだろ?」

ジョーク交じりの笑顔でミルウォーキーの彼が言う。
というのもこの3都市=バイキングス、ベアーズ、パッカーズはNFLノース地区のライバルだからだ。

「わかりますよ。では、今夜はデトロイトに乾杯しましょ!!」

そういってグラスを掲げると大いに彼らにウケた。
(注;デトロイト・ライオンズは同地区4チームの1つだが、いまだスーパーボウル出場経験がない)

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途中、ダウンタウンのホット・スポットなど巡りながら、ウォーキング・ツアーは次の店を目指す。
『コンテナ・パーク』ではカマキリが首を振りながら、火を吹いている、熱いんですけど、コレ。

イタリアン、フュージョン、インド・・・、
訪れた店で出される料理は「フィンガー・フード」レベルだが、4軒も巡るとかなりの量、
気のいい店だと、デザートまで出してくれたりするから、さらにお腹に貯まっていく。

アルコールは別料金なのだか、参加者はよく食べ、よく飲む、さすがアメリカ人。

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「アナタ、食べてる? こっちに料理余っているわよ。アナタ、ドコの国の人なの?」

インド料理店のテーブルで恰幅のいい黒人女性参加者に怒鳴られるように声をかけられた。

「に、日本です、そちらは?」

「わたしたちはバハマから。この6人でアメリカ留学していた者同士の同窓会旅行よ。
 日本? 東京は近いの? 2020には東京に行くわよ、オリンピック・ゲームを観るために」

「東京の南側に住んでます。いらっしゃるなら東京案内しますよ」

そういうと車幅の広い女性たちに一気に囲まれ、メール交換大会がはじまった。

「それはうれしいわ、わたしたち、日本語わからないから。
 じゃあ、そのあとはバハマにいらっしゃい、案内するから」

こんな風に出会い、すれ違うのが旅の魅力、取材や仕事でもそれは変わらない。

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時計は21時を回っている、ツアー開始から4時間が経過、
それでも終わりを惜しむようにみながテーブルを離れない、飲み物を追加注文している人がいるほどだ。

こちらはまだ取材スケジュールが残っていた、
ウィンにて『ル・レーヴ』のショー、21:30のスタート、間に合うのかよ。

ウーバーを呼んでもらい、『ザ・ストリップ』へ、さあ、急ぎ舞い戻れ。

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