Pasar Malam Taman Connaught @Kuala Lumpur [Malaysia (KL)]

ラマダン・マーケットでつまみ食いの後、彼女の職場であるカフェに向かった。
残りの仕事をやっつけている間にコーヒー・タイム、
「アイス・コピー、こそんラ~」(アイスコーヒー、砂糖抜きね)と注文、9RMのコーヒーで汗を冷やす。
住宅街のオシャレ・カフェ、おそらく日本人客は初めてだよなあ。
https://www.facebook.com/playground.coffeery/ 「Playground.Coffeery」@FB

20時過ぎ、ふたたびクルマを駆り、メインディッシュのナイト・マーケットを目指す。
「今日、『コナウト』の夜市に行きましょ、水曜しかやってないから」
「おお、それはラッキーだね、いいねえ」
というナガレで街の南側にあるらしい『Pasar Malam Taman Connaught』、
英語名だと『コナウト・ナイト・マーケット』に向かうことに。
といってもこちらは助手席に座っているだけなので、連れられるままだけどね。

路上駐車できる場所を探し、ブラブラと歩きはじめる。
歩道橋の下には大通りに沿ってニギヤカなマーケットが伸び、行き交う人で沸いていた。(写真3)

「おお~、ニギヤカだねえ」
「ここは水曜しか開かないからみんな目指してくるのよね。スリには気をつけてね」
「OKラ~」

マーケットは両側に店が軒を連ね、挟まれた間の通りを肩を交わしながら人が行き交っている。
ラッシュのように人の量が多く、「マーケット」というよりも祭りの出店状態の混み方だ。
「おお~、人多いねえ」
人気の食べ物屋の前には列ができ、そこが渋滞を生み出し、人が行き交うことができない。
さながら狭い血管にできた脈瘤のようで、しばらく待たないとその先へ進めない。
歩いては詰まり、歩いては詰まりと自分のペースでは歩くのもむずかしい状況だ。

「さあて夕食はナニ食べようか?」
「わたしは地元なんだから、好きなもの食べて!」
どうやら甘いものの店が若い女のコを集め、混雑を引き起こしている様子、脈瘤の病状が見えてきた。

見て歩くだけで楽しいと言いたいが、時折、鼻腔をくすぐるオイシイニオイが食欲を大いに刺激してくる。
おまけに歩く先々で大鍋振るい調理する姿が眼に入ってきて、食欲にはますます拍車がかかり、
現れてくる出店すべてを制覇したくなるほどだ。
こうなるとスキキライがないのがいいのか悪いのか、あるいはただ単にイヤシイだけなのかもしれない。
ラマダン・マーケットでのつまみ食いはどこに行ったのか。

空腹で歩くのはまさに生殺し状態、性質の悪いナイト・サファリを歩かされている気分になってきた。
「ダメダ、コレ。ハヤクナンカタベヨウ。というかなんでもいいから食いたい!」

チャイナタウンでも見かけたビーナッツ入りパフ=5RM(写真3・4)
炒㷄=(チャオフイ・写真7・8)10RM、
茹でアサリ=10RM(写真10)を買い込み、雑多な夕食の準備OK。

食べる場合は出店の裏手に簡易テーブルやイスが置かれているので、勝手に陣取る気楽なスタイル。
バック・ヤードに下がるとマーケットの騒乱が遠くに思えるほどのんびりしていた。
それでは、いただきます!
Connaught Night Market
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