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スローな帰国便で from Seoul [South Korea (Seoul)]

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火曜日のソウルです、仁川空港第1ターミナル、コンコースの『HUB Lounge』にいます、帰国日です。

どうやら「エアソウル」の夜便は沖のコンコース・ビルに回されるのが定番のようで、
シャトル・トレインで渡ってきました。
16:40出発で成田到着19:00というフライトなので、ラウンジにて早めの夕食を頬張ってます。

仁川空港は新ターミナルの誕生で旧ターミナルである「第1ターミナル」も多少の改変、
韓国系LCCは一箇所にまとめられてわかりやすい、なにしろ出発ロビーの右に流れてください。

チェックインはキオスク端末があまるほど待ち受けているのでパスポートを読ませるだけ。
その後、「預け荷物」がある人は「バゲージ・ドロップ」のカウンターで自分で流し込み、
なけれはそのまま出国へ、と流れはおそろしいほどスムーズです。
カウンター前に行列させられる空港ってナンなの、って感じ。

「X-ray検査(手荷物検査場)」は拡張できないらしく、相変わらず混み合っているのが難点。
午前10時ぐらいまでのフライトは外にはみ出すぐらい混み合いますからご注意を。
そこを抜けると出国審査、こちらも顔認証の無人ゲートが外国人でも利用可能でスムーズ。

おそらく手荷物検査の警備員以外、誰とも話さないで搭乗ゲートまで向かえちゃいます。
英語、韓国語どころか、言葉を発することもなく。



週末に宿を引っ越し、と書きましたが、引っ越した先は少しばかり駅まで距離があり、ちょっと億劫。

さらに悲劇はシャワー付きのシングルルームだったのですが、
下水臭が強烈でシャワーのドアを閉めてもニオイがにじんでくる・・・
鼻がいいんですよ、おそらく人よりハゲシク。
ドミトリーもワキガ臭で寝られなくなった経験があり、それ以降、夏場は避けるような次第で。

チェックイン直後に出かけ、戻った夜に気づいたので、部屋を変えてもらうこともできず、
明日変更してもらうかな、と思いつつ、今宵この臭さとどう闘うかと、今夜寝れねえぞと。

シャンプー泡立てて流しても消えない強烈さ、モチロンシャワーの窓は開け放ってる。
結局、排水溝をコンビニ袋で覆い、その上に水張ってタライのような器でダブルのフタして、なんとか収拾。
それでもこのいい鼻は漂う悪臭を感じ取っていたけど。

「下水臭」ということは全館繋がっているわけだから、部屋変わっても一緒じゃん、とあきらめ判断確定。

まあ、その後はこの「即製フタ」が功を奏して、平穏無事に暮らせましたけどね、ニオウけど。
カフェ併設のオシャレでキレイな宿だったんですけどね、これがもう致命的に残念。
口コミにはしっかり書いておきました、宿が対応するかは知らん。
まあ、旅しているといろいろな宿に出会いますが、臭くてツラかったのは初めてかも。

『DADAREUM Guesthouse』の口コミはこちらから!

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さてすっかりお気に入りとなった「ヨンドンポ(永登浦)」界隈、
駅裏側に広がる昔ながらの商店街が大いに心弾ませてくれたんですけど、その予感は駅を降り立った瞬間から。

KTXの駅を併設しているので駅構内がなんとなく「国鉄」時代を思わせるような造り。(写真2)
玄関口や階段のドーム構造がなんとも時代がかっていて前時代的な雰囲気がタマラン。

おまけに降り立ったエキウラ商店街はターミナル駅なのに物が安くてビックリ、物価も前時代なの、と。
久々見かけた500wオデン、ベーカリーではアメリカンドッグが1000wで気づいたら頬張ってた。
到着時の夕食フライドチキンは一羽丸揚げで6,900w、あ、これは普通の値段か。(初日写真参照)

駅正面にはロッテ、新世界、E-martのデカイビルが軒を並べ、
「TIMES SQUARE」なんてオシャレスポットも広がってましたが、
気を惹かれたのはその向こうに広がっていた『永登浦伝統市場』、ソウルはやっぱり市場が楽しい。

https://www.konest.com/contents/shop_mise_detail.html?id=13360 永登浦伝統市場

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二軒目の宿は「シンプン(新豊)」駅まで10分、「ヨンドンポ」まで15分と距離があったので、
宿前のバス停からすっかりバスの人。

そのバス停が『サロガ・ショッピングセンター前』という名称だったのですが、
肝心の「ショッピングセンター」が見当たらない、大きな交差点の横が更地になっていたので、
おそらくそこに「サロガ某」があり、伝統市場が広がっていたのか、と探偵推理。

というのも商店とも市場の店舗ともとれるような店々が大通り沿いに抗うようにへばりついていて、
広大な更地にはかつて市場が広がっていたかのように思わせるわけですね。

ああ、古いものはなくなり、キレイで便利な街に変わっていくのだなあ、と通りすがりの旅行者は思うわけで。
たしか「毎月ソウル」をはじめた頃も『ピマッコル通り』が失われていて、呆然とした記憶が。
そういえば「なくなる」という点ではヨンドンポ駅前の色町も閉鎖の憂き目に遭ってましたぜ。

https://delfin.blog.ss-blog.jp/2009-06-27 初期の「毎月ソウル」

他にも「ノリャンジン」の水産市場をうろついたり、
アフター・ファイブの「ヨイド」でラッシュにはまったり、
とまあ、そんな感じで動いてましたが、今回の「ヨンドンポ」滞在で再確認、再発見、再認識。

韓国を訪れ、ちょっとした「ノスタルジア」を探し求め歩いているのかもしれないなあ、と。
古い駅舎や建物、路地の焼魚食堂の煙やトウモロコシを蒸かす湯気、修理してないクルマ、
年末の社会鍋の鐘の音、ベンチで酔いつぶれているスーツの若者、
パーマのキツイおばさん、昼間から赤ら顔で上機嫌のおじさん・・・

どれも日本で見なくなった情景、失われた光景、そんな風景を求めて歩いているのかなあ。
この街は「懐かしい」がいっぱい転がっているんですよね、いうなれば「昭和の情景」かな。
在日でも帰還者でもないんですけどね、どうにもこうにも「昭和の血」は流れているらしい。

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今日も午前中に足を延ばして、『永登浦伝統市場』で帰国後に食べるお惣菜などを物色、
市場内で軽めのランチをやっつけ、「マウルバス」(=900w)に乗って撤退、撤退。
するとそのマイクロバス車内で運転手がかけているラジオから「U2」が流れてきたりして、
そんなシーンがちょっとイイヨネ。

その曲を口ずさみながら、12時にチェックアウト、
やはり宿前から路線バスでソウル駅に向かい、空港鉄道で早めに仁川空港入り。
上記の流れでテンポよく出国し、ラウンジでのんきにコーヒー・タイムです。

2019の旅はこれで幕引き、さあて年明けはどこに行こうか。

17, Dec. 2019 @ HUB Lounge, ICN


出発前の空港、みなさんはナニして過ごしていますか?
免税店をウロウロ? カフェでセカセカ? 搭乗ゲートでイライラ?
「格安航空券」だろうが「LCC」だろうが、
各空港のある『ビジネスクラス・ラウンジ』でゆっくりビールやワインなんていかが?
【プライオリティ・パス】があればそれが可能、情報詳細は↓コチラをご覧ください。
https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2010-03-17

「カードの年会費10,800円は高い!」と思うかもしれませんが、
『ビジネスクラス・ラウンジ』の利用料は1回US$30ほど。
1度の海外旅行で日本出発時に1回、帰国時の空港で1回、往復2回ラウンジを使えるわけですから、
年間2度、海外旅行に出るとすでにモトは取れてしまいます。
空港によっては国内線でもラウンジ利用可能ですから、帰省時や国内旅行でも便利!

そのほかに「トラベルコース」を選べば、年2回の『手荷物宅配サービス』が付帯しますので、
単純計算で1,500円前後x2回分が浮いちゃいます。
国内も海外も旅行にこの1枚 さらに今なら入会時にポイントプレゼント、
初年度はこれだけでも会費を補えるので、試しに使ってみるのもアリです。
カードには最高5,000万円の『海外旅行傷害保険』&『国内旅行傷害保険』が付帯するので、
不安が多い海外旅行でも安心ですね。

実際に利用した各都市空港ラウンジの報告記はこちらのリンクから!
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-23 バンコク・スワンナプーム(BKK)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16 マニラ・ニノイ・アキノ(MNL)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20 シンガポール・チャンギ(SIN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09 デンバー・インターナショナル(DEN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06 ソウル・インチョン(ICN)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2015-09-29 アブダビ・インターナショナル(AUH)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-21 香港・チェクラップコク(HKG)

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