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いってきます! Fly to Seoul [South Korea (Seoul)]

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火曜日の成田空港、1タミ『KALラウンジ』にいます、2020年の旅が始動します。

といってもいつもの「毎月ソウル」、LCCの安売りプロモーション・チケットで乗り込むだけですが。

年末年始は公営のコートが使えず、鬱々過ごす、人々が休みの時に閉まっているという公共性アリガト。
年が明けたところからひたすら「雑煮三昧」、増えるのはフラストレーションと体重ばかり、
重ねてNFLの「PLAYOFF GAMES」がはじまり、餅を伸ばし食い千切りながら観戦の日々。

AFCはペイトリオッツの王朝期が続くさなか、
1999年以来(前世紀!)の2桁勝利を挙げたビルズ、
今シーズンの注目の的、かつリーグ最多の14勝でAFCシード1位を射止めたレイヴンズと話題豊富、
一方、NFCは49ers、セインツ、パッカーズが13勝で肩を並べ、予断を許さない混沌。

昨年、新星の如くSBに上り詰めたラムズはプレイオフのシートを逃し、
まさに「パリティ」、出場チームの顔ぶれが変化しているところは、
「今シーズンこそうちのチームが」とファンに希望の光を見いださせる。

ディフェンディング・チャンピオン=パッツはレギュラー・シーズン最終戦で4勝のドルフィンズに敗れ、
2010年から続いていた「ファーストラウンドBYE」の権利を失った。
同地区のライバリー、ってやつですね、ホントNFLはよくできている。
実はこの敗戦がプレイオフに巻き起こる嵐を予感させるものだったとは。


1月4日、まずはAFC『WILDCARD Playoffs』。

南地区優勝テキサンズが苦しみながら、新星ビルズを退けた。
若いビルズに足りなかったのは一戦必勝のプレイオフ経験か、点差にそれが現れた。
#5 BUF ●19-22〇 #4 HOU

1回戦BYEは失ったが、ホームで圧倒的な強さを誇るパッツ、
しかしシード6位のタイタンズ・RBヘンリーが好調パッツ守備陣を切り裂いた、
最終戦の敗戦を引きずっていたのか、点差以上の不甲斐なさでチャンピオンはシーズンを終えた。
#6 TEN 〇20-13● #3 NE

翌5日、NFCが動き出す。

SBも可能な強さを誇ったセインツだが、シード6位のバイキングスに完敗、
やはりプレイオフで頼りになるのは堅牢な守備力、前日に続き、シード6位が凱歌をあげる結果に。
#6 MIN 〇26-20● #3 NO

こちらもシード5位のシーホークスが4位のイーグルスを一蹴したが、
シーズン勝利数では上回り、最後までSFと地区優勝を争っていた実力なので、オドロキはない。
ケガで途中退場となったQBウェンツ、つくづくプレイオフに縁がないようだ。
#5 SEA 〇17-9● #4 PHI

右がホームチーム=シード上位(数字はシード順位)、まさに「アップセット・ウィークエンド」、
「ホームチームが7割有利」といわれているNFLでこういう結果が出るのがプレイオフの怖さ。

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11日、両カンファレンスのシード1位登場の『Divisional Playoffs』。

シード上位チームには優先的にシード下位チームが割り当てられるのがNFLのプレイオフ・システム。
16:35KICKOFF、地区優勝のセインツを退けたバイキングスだが、盤石49ers相手に成す術なし。
チームを牽引してきたQBカズンズはプレイオフまでのレベルか、やはり。
#6 MIN ●10-27〇 #1 SF

20:15KICKOFF、チャンピオンを退けたRBヘンリーがここでも爆発、
今シーズンの話題をさらったQBジャクソンにプレイさせずじまいで、シード1位の存在感はなし。
結果論ではなく「モビリティQBは買えない」という持論をさらに強く感じた一戦。
#6 TEN 〇28-12● #1 BAL

続いて12日。

15:05KICKOFF、シード下位のテキサンズが1Qでなんと3TD=21点を挙げる記録的スタート、
だが勝利がちらつき緩んだのか、2Qに24点奪われ、フリダシどころかひっくり返されると、
あとはリーグ1、2を争う騒音のスタジアム、7万人のファンに呑まれ続け、気づけば大敗で幕切れ。
#4 HOU ●31-51〇 #2 KC

18:40KICKOFF、アウェイのシーホークスが前半で3-21と大きく水をあけられたが、
「前半と後半では別の試合」といわれるNFL、テキサンズがしでかしたのはほんの数時間前だ。
だが後半、先にTDを奪たのはパッカーズ、首根っこをおさえられたシーホークスは20点奪うも届かず。
#5 SEA ●23-28〇 #2 GB



この日の2試合、『アローヘッド・スタジアム』『ランボー・フィールド』、
いつか訪れたいスタジアム・リストの筆頭、取材の機会を狙っているがなかなか実らずにいる。

あえてキックオフの時間を記したのは、アメリカの週末はこんな感じでTV観戦が可能なのです。
9月からのシーズン中は金曜=ハイスクール、土曜=カレッジ、日曜=NFL、月曜=MNF、と
「ウィークエンド・ウィドウ」(週末未亡人)なんて言葉ができるほど男どもの週末は忙しい。

ここまででドーム・チーム(MIN,NO,HOU)はすべて姿を消すと同時に、
2012年の49ers以降、SB出場のないフレッシュな顔ぶれが揃い、
「ビルズ状態」化していたパッツに食傷気味だったNFLファンには楽しみが増えた。
重ねて「GBxKC」なんて第1回SBの再戦の可能性もあり、NFL100年記念の話題は尽きない。

赤いチーム好きとしては「SFxKC」の「赤い対決」をみたいかな、ももえちゃんは出演しないけど。

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19日、SUPERBOWL出場チームを決める『Conference Championships』、
ここでも繰り返し書いてますが、昔から「もっとも質の高いフットボールが見られる」といわれる一戦。

15:05『AFC Championship』KICKOFF、
チャンピオンとシード1位を切り裂いたRBヘンリーのランを軸にシード6位から頂点を伺うタイタンズ、
「魔法使い」QBマホームズの出現で昨年ここまでたどり着くも王朝パッツに屈したチーフスが迎え撃つ。
開始から10点を奪われるも、ホームの貫禄か前戦の自信か3TDを奪い返し、21-17で前半終了。
万全とは言いがたいKC守備だがスカウティング力に長けているらしく、RBヘンリーを69yに留めた。
QBタネヒルにこの状況を打開する力はなく、守備陣も5TDを失い、快進撃もここでデッド・エンド。
#6 TEN ●24-35〇 #2 KC

チーフスは第4回以来、3度目の出場、1969年(!)、SBが産声を上げた頃のオハナシですぜ。
2004年のSBでパッツの前に屈し、HCの座を失い、拾われる形でKCにやって来たHCリード、
「プレイオフで勝てない」といわれ続け、ようやく頂点に、あとは未勝利のSBを残すだけ。

18:40『NFC Championship』KICKOFF、
LBザダリアスとLBプレストンの「スミス・ブラザーズ」を軸とした守備陣と
安定の勝利請負人QBロジャーズのパッカーズが、
リーグトップの堅牢な守備、未知数ながら可能性を秘めるQBガロッポロの49erのホームに乗り込む。
イキナリ前半でホーム・49ersが27-0と圧倒、強固なSF守備の前にパッカーズは成す術なく、
要所でパス・ドロップなど精彩を欠く。
反面、49ers攻撃陣は42回のラッシングを繰り返し、GB守備を執拗に疲弊させた。
パス・アテンプトわずか8回というのは21世紀のフットボールで驚異的な数字。
彼らにフットボールをさせなかった49ers守備陣がただただ光った。
#2 GB ●20-37〇 #1 SF

49ersはSB5勝1敗、これで7度目の出場、いずれもハデな攻撃陣に目を奪われがちだが、
彼らが頂点に上り詰めるとき、かならず堅牢な守備陣がバックボーンにある。
一戦必勝のプレイオフ、頼りになるのは不安定な攻撃よりも安定した守備力であることを改めて痛感。

SUPERBOWLは2月2日18:30(現地時間)、ハードロック・スタジアム@マイアミでKICKOFF。

ここはかつて「ジョー・ロビー・スタジアム」といわれた場所、ドルフィンズのホーム、75,000人収容、
名前がコロコロ変わるのでわかりづらいですが、2016年からハードロック・カフェが冠スポンサーです。



とまあ、NFLの話が長くなりましたが、
このチャンピオンシップからスーパーボウルまで日があくので、試合観戦直後に旅立つわけで。

ここ数年、航空券は旅行会社の「初売り」が期待できないので、LCCのプロモ購入。
今回も昨年6月にエアソウルの「600円プロモーション」で購入したチケットでソウルに向かいます。

購入代金内訳はこんな感じ。

チケット片道  600x2
サーチャージ  1,400
空港使用料等  6,210
----------------------
合計      8,810

「出国税」と「サーチャージ」がかさんでいますね、6千円前後で行けたチケットなのに。

エアソウルは第1ターミナル利用、ということで上記の『KALラウンジ』にいるわけですが、
チェックインの時点で45分ディレイ確定。
LCCにありがちな「到着機材の遅れ」というやつです、
LCCは駐機料金が高いので、お客降ろしてすぐ乗せて出発、という運航を繰り返しているので、
どこかで詰まると後の便がすべて遅れるわけです、朝、ソウルを発つ便が遅れたのでしょう。

新年一発目のフライトがディレイでごんす、誰だ、フライト運がいい、とかいったやつは。

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フライトはこんな感じ。

2020-01-21 13:10/15:45 RS702 NRT/ICN
2020-01-28 16:40/19:00 RS703 ICN/NRT

年明けに気づきましたが、今年は25日が旧正月元日だそうで、がっつり「ソルラル」に重なってます。
NFLのスケジュール優先なので、旧正月だろうが、バースデイ・フライトだろうがおかまいなしです。

ソウルは寒くなっているのでしょうね、ひとまず原稿抱えて「ソルラル・ソウル」を眺めてきます。

21, JAN. 2020 @ Terminal 3 NRT



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