SSブログ

冬の訪れの遅い空とともに from Seoul [South Korea (Seoul)]

IMG_20221210_115806_DRO.jpg

仁川空港第1ターミナル『Asiana Business Lounge』にいます、帰国便です。

8日間の滞在、といっても夜便発の朝便帰りなので正味は6日間、長いようで短いソウル・デイズ。
あいかわら「なにもしない」をしにきている滞在ですが、
今回はご無沙汰の韓国友人と再会の夕餉があったり、ともに街ブラしたりと「なにもしていた」滞在に。

フライトは先のブログのとおりですが、
滞在は「深夜チェックイン」ということになってしまったので、
顔馴染みになっていたLivingtel(考試院・コシウォン)を再訪。

金浦空港22:05のアライバルから検疫(Q-code)、入国審査をスムーズに抜け、
22:44のA’REXに乗車、日付が変わるギリで宿にたどり着きました。
事前に「深夜着」と連絡しておいたので、部屋は確保してくれていたわけで不安もナシ。

この宿は2号線・瑞草(ソチョ)駅から3分もかからず、西側には『ロッテマート』が入ったモールがあり、
北側には「ソレマウル」と呼ばれるフランス系住民が多いエリア。
隣駅の教大(キョデ)駅にも歩いて行けるので、3号線も利用可能でけっこう使い勝手がいい。

「シングルルーム」滞在を狙うとどうしても中心地からは離れてしまいますね。
「Livingtel」や「Officetel」といった現代版コシウォンは国内の長期滞在者も多く、コストが重要なので。
しかもコロナ禍でけっこうクローズしてしまっているゲストハウス、ホステルも多くて。

wan.gif

3泊後には新しい宿を求めて引越し、隣駅というにはちょっと遠い南部ターミナル駅へ。

バゲージありだと地下鉄の乗り換えがメンドウなので路線バスを使って移動。
他のバス・ターミナルより小さめの「南部ターミナル」は
かつて友人の実家がある陜川(ハプチョン)に向かう際に利用した経験があり、見覚えのある風景が心強い。
https://delfin.blog.ss-blog.jp/2011-02-26 陜川の旧正月(ソルラル)

宿は比較的新しい「Officetel」でシャワー付きのシングル。
館内は清掃が行き届いていて、共用キッチンやランドリーもキレイに保たれている。
どうやら「アタリ」の宿を引いたみたい。
https://4travel.jp/os_hotel-10615106 レビュー@フォートラベル

「事前のデポジット、払わずですみません」

「ダイジョウブ、連絡くれたし、日本人はノーショウしないから」

「ありがとうございます。ここ快適なので定宿にするかも」

「それはうれしいですね~。じゃあ、近所のおいしいご飯屋、教えますよ」

宿のオーナーとそんな会話を交わしながら滞在の日々。




ホステルやコシウォンは確約のため、事前デポジットを求めることがある。
ほとんどが銀行振込(カカオペイなども)を求めてくるので、
事前の連絡で「チェックイン時間」と「かならず行く」ことを伝えておいたのだ。

欧米系は予定なく動いていたりするので、1~2週間の予約が前後にズレたり、
到着日をブッちぎったりというのがよくある、長逗留の上客でもあり、迷惑客でもあり・・・

反面、日本人は約束は守るという国民性かもしれないが、滞在も短く、日程通りに動くことがホトンドだ。
こういう点では信頼度の高い日本人でよかったなあ、と思ったりもするのですね。

IMG_20221212_144823_DRO.jpg

「南部ターミナル」のワンブロック隣に『国際電子センター』というバカデカイビルがそびえていた。

ビル丸ごと電気街で、家電やカメラ、AV機器などがフロアごとに分かれていて、
フィギュアやグッズ専門の店もあり、大きな紙袋を抱えた韓国のオタクが行き来していた。
どうやら韓国オタクのスポットは龍山(ヨンサン)だけでないらしいぞ。

電気店を眺め歩くのも楽しいが、1階には『ロッテマート』が入っていたことが大きなアドバンテージ。
ちなみに通りの一本裏手に『E-martスーパー』を発見、万全の構えだね。




ソウルの街なか、11月末に「外出時のマスク不要」という政府発表がされたものの、
道行く人はみなマスク姿、その光景は日本と変わりがない。

日本同様に12月の中旬というのに寒さの訪れが遅くて、準備万端のこちらとしてはやや拍子抜け。
各所のクリスマス・イルミネーションだけが12月であることを教えてくれる感じ。

久々の知人との夕餉、こちらも久々訪問の鍾路の『サメチッ』はあいかわらずの混雑、店先の行列に。
安定の牡蠣とポッサムのうまさ、というかここって切り干し大根のキムチがうまいんだよなあ。
もはやこいつに牡蠣やポッサム添えている状態じゃないのかい。(写真4)

IMG_20221211_183852_DRO.jpg

食後はやっぱりカフェでまったりおしゃべり、
韓国語と英語と日本語が入り混じり、5人の男女でニギヤカしい。

「久々に会ったら韓国語、上手になってない?」

「冗談でしょ? 食べ物の名前を流暢に言っているだけだよ」

「なんかそれっぽくて上手に聞こえる」

「バレないよう、必要以外はしゃべらないんだ。『アメリカーノ、ハナよ~』って感じで。
 ところでコロナ前から物価が上がり出して、1,500wのキンパは3,000wとか、
 5,000wのスンドゥブ・チゲは7,000wでしょ?
 でもなんでコーヒーは値上がりしないの?」

3年ぐらい前から定食や麺類は2~3,000wほど値上がりしているなか、
カフェのコーヒーは5,000w前後のままであまり変化がない。
それどころか1,500wの「アメリカーノ」をウリにしている店も多い。

「コーヒーはもともと高いからじゃない?」

韓国人のストレートな答えにコーヒーを吹き出しそうになり、慌ててペーパーナプキンを口に当てた。

IMG_20221210_205134_DRO.jpg

9:35の帰国便、5:30頃の地下鉄の始発にあわせ、バスに乗り、高速ターミナル駅へ。
始発の9号線で金浦空港から空港鉄道A’REXに乗り換え、仁川空港というワケで。

そんな感じの寛ぎの滞在を終え、ラウンジでのんびり朝食を食べながら帰国便のフライトを待つ身です。

13, Dec. 2022 @ Asiana Business Lounge ICN


この12月訪韓時に取材した記事がUPされました。
https://is.gd/u1qIt5
スマートに生まれ変わりつつある韓国路線バスとバス停【Korea.net】韓国政府観光局
現地最新事情ですので、よかったらご訪問を。

最新の出入国に関する情報記事はこちら。
https://is.gd/oHzZHg
オンタイム出入国事情2~ホントに必要なアプリや書類とリアル情報~【Korea.net】韓国政府観光局

おんたいむフォトはこちら!
https://www.instagram.com/p/Ci9QeAdL6vI/?utm_source=ig_web_button_share_sheet




追記;

仁川空港の朝の混雑が復活してます、9~10時頃の出発便の方は要注意。

今回、7時過ぎにアシアナのキオスク端末でチェックイン。
搭乗券を打ち出し、出国審査に向かいましたが、X-ray(手荷物)検査場は外まで行列してました。
検査場内はご存知、折り返しのうねうね行列、
ラウンジでのんびりするつもりだったので余裕がありましたが、30分ぐらいかかったかな。

仁川空港第1ターミナル利用の朝便の方は時間に余裕持ってお越しを。

追記2;

第1ターミナルメインビルにて「プライオリティ・パス」で利用できるラウンジは
『Asiana Business Lounge』『Matina』『Sky Hub Lounge』の3ヶ所。

『Asiana Business Lounge』
改装され、リニューアル・オープン。
ただしアシアナ便かスターアライアンス系の搭乗券がないとNGです。
『Matina』
以前、大韓航空発着があった東側のラウンジは閉鎖に。
ここは韓国系のクレジットカード・メンバーも利用可能なので、ものすごく混雑してます。
この時は空席待ちで10名以上が入口に並んでましたのでご注意を。
『Sky Hub Lounge』
こちらは未利用、最新情報なしです。



nice!(74)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 74

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント