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一番暑い街を離れ to Busan from Daegu [South Korea (釜山)]

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土曜日、週末の釜山です、大邱(テグ)を経て、バスで移動してきました。

韓国で一番暑く「Dae-frica(ダ・フリカ)」と形容されている街、第3の都市でもあるテグ、
出迎えてくれたのは38℃の気温と照りつける太陽でした。

地方空港ならではのこじんまりサイズの国際空港に降り立ち、手際よく入国も済ませ、
観光案内所で宿周辺へ行くバスの番号を教えてもらい、空港前のバス停へ。
テグ空港は市内へのアクセスがダイレクトじゃないので、ちょいとメンドくさいのですね、
なので市内を無視し、市バスで宿まで乗り込む作戦。

日差しが刺さるバス停には人がおらず、みな離れた日陰に逃げ込んでる、
この日は日差しの「ジリジリ感」がスゴかった。

「401のバスはここ?」案内所で書いてもらった韓国語の停留所の紙を日陰にいたオバサンに見せると
「あなたの行きたい方は反対車線よ」と教えてくれた。
ネット情報より生情報が大事、スマホだけでも旅できるけどなくても旅はできる。

「アリガトゴザイマス」と韓国語で礼を言い、横断歩道を渡り、
日干しになる前に来てくれた401番のバスに乗り込むとキンキンのエアコンが心地よいこと。
アジアでありがたいのは乗り物や建物に入ってしまえば、殴りつけるぐらいエアコンが効いていること。
「28度」設定ってなんなんだ?

テグの市バスもソウルに同じく、英語のアナウンス付き、有名場所だと日本語もあり、不自由ナイネ。

ドライバーに尋ねることもなく、30分ほどで教えてもらった『テグ郷校(Daegu School)』下車、
バス停から歩いて3分ほどですぐ宿発見、宿探しで彷徨わずに済んだが、すでに汗まみれ。
前回も記しましたが、今回の宿は「チムチルバンつき」のアヤシイ安宿、
実際に訪れてみるとうらぶれ感丸出しの銭湯併設のモーテル、というと伝わるかなあ。


『サミック ジャン モーテル (Samik Jang Motel)』のレビューはこちらから

1階の女性風呂、2階の男性風呂を経て、3階に上がり、チェックイン。
受付のオババは素っ気なさ100%で出迎えてくれ、部屋を開けてくれた。

そこはもう「大正ロマン」というか「昭和エレジー」というか、室内の前時代感がすんごい。
それでも冷蔵庫、ドライヤー、エアコン、TV全部揃っているのはスバラシイ世界、Wi-Fi強いし。

荷物を置くなり、2階に駆け降り、即入浴。
銭湯に毛が生えたようなこじんまりのチムチルバンでしたが、
でっかい湯船は遠慮いらずの貸し切り状態、水風呂で火照ったカラダを冷やしきれるのがウレシス。

翌日以降のテグの空は台風の影響か、雲が多く、風が強く、街歩きの背中を涼しく押してくれる。
「東城路」や「半月堂」を彷徨い「西門」の夜市(写真2)をブラつき、
疲れはデカイ風呂で洗い流すの繰り返し。
漢字の地名は助かるわあ、といいつつ、
滞在した宿の最寄り駅は「コンドルバウィ」というモンゴル語みたいな名前だったりしました。

シアワセなことになぜかフロント前に最新鋭のエスプレッソ・マシン、
ボタンを押すとガリガリと豆を挽いてくれるタイプで勝手に利用可能、テグではカフェいらずの至福で。

とまあ、あいかわらず小さなことでヨロコビを感じている小さなオトコですが、
2泊の滞在なんてものはあっという間でさーね。

移動の8月15日、韓国は祝日というのをすっかり忘れてました、バス乗れるのか。

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12:30チェックアウトという奇妙な時間設定を大いに生かし、
最後までコーヒーを楽しみ、モノレール~1号線を乗り継ぎ、「東大邱駅」へ。
祝日なので車内は混雑、大荷物でスミマセンスミマセンと端に寄りながら20分ほどの移動、
こちらも車内は日本語アナウンスあり、T-moneyカードも使えるので韓国の旅は不自由しませんね。

韓国らしいメガサイズの「東大邱」の駅舎のデカさにオノノキながら、チケット売り場を尋ねると、
釜山までKTX=17,100w、SRT=15,600w、約40分、とのお達し、早いけど高い。
ついでに「SRTってなんなのさ?」と疑問符、
後で調べたら「第二の高速鉄道」らしいですね、乗ればよかったか。

倍以上違うので当初の予定通り、隣接のバスターミナルビルへ行き、13:40のバス・チケット購入。
こちらは70分、7,200w、100kmの距離でこの値段って逆に安すぎ。

バスの乗客は20名にも至らず、帰省ラッシュの心配はナシ、ソウル発じゃなくてラッキーだったかな。

走り出した途端、前が白くなるほどの雨、あらら、テグったら別れの涙雨。
きっちり70分で釜山・ノポドンのバス・ターミナルに到着すると、雨はすっかり上がり、涼しい風が。
そのまま地下鉄で南下し、『東横イン・釜山駅2』にチェックインです。

ピーク・シーズンなのか、この週末やたらと宿が高く、金土は50%増しで安宿を探しあぐねる始末。
「最悪ドミで倹約か」とあきらめていたら、上記の東横インが3泊だとすんごい安くなるので捻じ込んだ、
1泊4,000円切っていたのでね、コイツはラッキー、まあ、ドミなら1,000円ですけどね。
お金はセーブできるけど、イビキやらノイズやらエアコンやら問題も多いわけで。

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ということで、これまた全部揃って不自由なしの『東横イン』でこいつを記してます、しかも朝食付き。
予定はといえば週末、嫁と子供を迎えに香港に飛ぶ釜山人とその前に食事するぐらい、
あとは市場をうろつき、「剥きニンニク」でも買おうかな。

いつものように「ナニもしない」をしに来ているので、いっそホテルから出なくてもいいかなあ。

17, AUG. 2019 @Busan-yok


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