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Moderest Rainy Day @Chain-Mai [Thailand (Chiang-Mai)]

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12月4日 -Day3-

朝から雲行きがアヤシイ、空は今にも降り出しそうな顔色をしていた。

どうも疲れがカラダの芯まで染み渡っているようで、朝も昼も食事を摂らずに寝入っていた。
時折、屋根や地面を叩く雨音に起こされはしたが、空模様を言い訳にベッドを離れずにいた。
バイクを借りたというの出かける気力が沸かないとは。

昼飯時を過ぎたあたりで、さすがに起き出し、シャワーを浴びたが、
空はバイクで出かけられるような状態ではなく、買ってきたパンと文庫本に齧りついていた。
ナマケモノ旅行者全開、エアコンの効いた部屋での読書はこれはこれでシアワセでもあるのだが。

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夕方になった頃、降り飽きた空のご機嫌を伺い、出かけることにした。

宿に近い『スアン・プルン門』を水路沿いに東に進むと『Pralu Chaing Mai(チェンマイ門)』がある。
そのそばに小さな市場が広がっていることを昨夜の帰り道に見つけていて、そこを目指すことに。
バイクで走る距離ではないが、歩くとチョット遠いのだ。

小さな市場は『チェンマイ門』前の道路に沿うように伸びている。

仕事帰りにご飯を食べていく会社員、家族にオカズを買って帰る主婦、暑さしのぎにブラ着く家族連れ、夕食前の時間帯に雨上りの間隙を狙ってか、市場は混み合っていた。
歩道の半分はバイク置き場と化していて、車道にまで及んでいるので大いに歩きづらい。
それでも行き交う人たちは馴れた感じで巧みに肩を交わしながら、店々を眺め歩いていた。

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オネエサンが手作りしていた「ソム・タム」がフレッシュでおいしそうだったので迷わず注文。

「1つ、お願い! アッチに座ってます」

「スパイシーにする?」

「ノー・スパイシー&ノー・パクチー!」

「OKカー」

タイの人の言葉に乗って、「スパイシー(=辛く)」に乗っかるとトンでもないことになる。
いくら辛いモノに慣れているといっても、こちらの辛さは普通じゃないのだ。
ついでに思い出したので、パクチーも抜いてもらうことにした。

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ちなみにツアコン時代は「納豆以外なんでも食べられる添乗員」を自負していて、
中国のヘビだろうが、オージーのワニだろうが、ペルーのクイだろうが、率先して食べました。
ツアーではまずはツアコンさんが食べないとお客さんが手を出さなかったりするんですね、
その部分ではスキキライがないのは仕事の助けになってたかな。

「ニホン出れば、キライなモノな~いデス」なんつってましたが、
実は納豆同様、「香りモノ」がニガテ。
ミョウガやセロリ、それにパクチー、シャンツァイ(香草)などニオイ立つものが好みじゃないのですが、
炒め物やサラダなどに刻んで入っていたら、避けるのがイヤなので食べちゃう程度の「キライ」レベル。
ちなみにシソやパセリは大好物、ブルーチーズも大好き、境界線が自分でもよくわからん。

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事前に頼めるなら「シャンツァイ、プイヤオ(香草、没有)」なんて言いますけどね、
大概は忘れて「あ~あ、言い忘れた」ってナガレで食べちゃいます。

ちなみに「パクチー」は解毒効果があるので、旅先では食べたほうがいいようですよ。
こっちでは日本でのブームのように「増し増し」では食べませんけどね、アレはどうかと思うぜ。

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市場の中心部には屋台が並び、その背後にテーブルが置かれていたのでそこを陣取った。
座りはしたが「ソム・タム」だけで夕食に足りるはずもなく、目の前の麺の店と炒め物の店を検分。
作りはじめた炒飯がおいしそうだったのでそれに飛びついた。

「こっちにも『カオ・パット(タイ式炒飯)』ひとつね~」

中華鍋を振るオジサンにそう声をかけ、座っていたテーブルを指さした。
席に戻ると「ソム・タム」が登場、迷わず頬張った。

見た目通り、フレッシュでうまい。(写真6)
スパイシーにしなくて正解だったが、刻んだパクチーは入っているようで、それもうまかった。

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「はい、『カオ・パット』」

おばちゃんが持って来た炒飯=「カオ・パット」に期待が募ったが、
こちらはハズレ、家で作ったチャーハンというかヤキメシ状態、油べっちゃり残念無念。

屋台の向こうを行き交う人を眺め、のんびり夕食の時間。
なにもしない旅先の一日を反省しつつも、こういう小さなひと時で一日が充実した気分になっていた。

「ねえ、帰るよ~」

席を立ち、声をかけるとそれぞれの店からお金を取りに来てくれた。

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屋台では料理を持って来た際に支払うパターンと帰り際に払うパターンのどちらでもOK、
先に払うのも後で払うのも、客の好きなように対応してくれる。
メンドくさかったり、不安ならば注文時に店先で払ってしまうのもアリだ。

食い逃げが発生しそうなやり方だが、フシギとそんなシーンは見かけたこともない。
「ソム・タム」40B、「カオ・パット」50Bの安上がりな夕食、帰りにスイカ・ジュースでも買おう。

『Talat Pralu Chaing Mai(チェンマイ門市場)』の夜が更けていく。


Talat Pralu Chaing Mai

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