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SUPERBOWL LVI [Sports]

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1978年から続いていた「16試合制」(それまでは14試合制)から一歩踏み出し、
「17試合制」を導入した今シーズン。
中止を余儀なくされてきた『インターナショナル・ゲーム』も復元、
2試合の「ロンドン・ボウル」も問題なくこなし、
COVID-19(コロナ禍)もドコ吹く風で、成長の一途を遂げるモンスター・リーグ=NFL。

「フットボール・クレイジー」にとっては単純に楽しみが一週増える「17試合制」には胸躍るが、
日本サイドではNHK-BSが今シーズンの中継なし、というお寒い風がシーズン前に吹き抜けた。
放映権料の値上がりか、東京+北京オリンピックという目玉コンテンツに放映ワクを空けたかったのか、
国営放送の裏事情は測りかねるが、
いずれにしろ急騰する現地のNFL熱は太平洋ですっかり冷やされ、日本には伝わってこないようで。

現地の視聴者数は増え続け、アメリカ・プロスポーツでもっとも成功しているコンテンツなのですけどねえ、
この国のメディアは「日本人選手」が活躍しない限り、注目&放映しないかんね。
「大谷フィーバー」にしたって、シーズン終盤、プレイオフにも出ないチームの中継してどうする、って話。
ゲームが観たいのではなく、異国で活躍する「日本人」が観たいのがこの国のスポーツ・メディアでさあ。

世界でもっとも大きく、もっとも成功しているリーグ=NFLは現在32チーム、
今シーズンからの「17試合制」を見越して、昨シーズンからプレイオフ枠も「7チーム」に増加している。
https://delfin3.blog.ss-blog.jp/2021-02-08 2020シーズン

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以下が今シーズンのプレイオフ進出チームの顔ぶれ、写真のトーナメントと照らし合わせてみてね。

AFC;
#1 テネシー・タイタンズ        12勝5敗(AFCサウス優勝)☆
#2 カンザス・チーフス         12勝5敗(AFCウェスト優勝)
#3 バッファロー・ビルズ        11勝6敗(AFCイースト優勝)
#4 シンシナティ・ベンガルズ      10勝7敗(AFCノース優勝)
                           -------------------
#5 ラスベガス・レンダーズ       10勝7敗(ウェスト・ワイルドカード#1)
#6 ニューイングランド・ペイトリオッツ 10勝7敗(イースト・ワイルドカード#2)
#7 ピッツバーグ・スティーラーズ     9勝7敗1分(ノース・ワイルドカード#3)


NFC;
#1 グリーンベイ・パッカーズ    13勝4敗(AFCノース優勝)☆
#2 タンパベイ・バッカニアーズ   13勝4敗(AFCサウス優勝)
#3 ダラス・カウボーイズ      12勝5敗(AFCイースト優勝)
#4 ロサンジェルス・ラムズ     12勝5敗(AFCウェスト優勝)
                          -----------------
#5 アリゾナ・カーディナルズ    11勝6敗(ウェスト・ワイルドカード#1)
#6 サンフランシスコ・49ers  10勝7敗(ウェスト・ワイルドカード#2)
#7 フィラデルフィア・イーグルズ   9勝8敗(イースト・ワイルドカード#3)

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勝利数が同数なのに順位付けされていることに疑問を感じる向きもあるかもしれないが、
NFLには勝利数で並んだ場合の「タイ・ブレーク・ルール」が存在。
「直接対決成績」「地区内成績」などなど様々な12の要件で順位付けられる。
(ドラフトが完全ウェーバー制=下位から順に指名なので、32位まで順位付けする必要性がある)

その辺は法律にうるさい国ならではで疎漏はナシ、ちなみに12番目の要件は「コイントス」ですぜ。

タイタンズとチーフス、イーグルズと選外となったセインツは「直接対決」の結果で、
シーズン中の1試合が、#1のホーム・フィールド・アドバンテージ+一回戦BYEを得る得ないか、
プレイオフ出場できるかできないかを大きく左右、同時にシーズン中の「消化試合」解消にも繋がる。
(上記 ☆印のチームは初戦免除)

プレイオフ開始前は当然ながら1試合目BYEとなるシード1位のチームが本命視され、話題をさらう。
2年連続カンファレンス・チャンピオンシップで退けられているパッカーズが、
2年連続MVPのQBロジャーズを擁し、久々のスーパー出場なるか。
周囲の予想を裏切り、まさかの1位の座を手にしたタイタンズがそのまま快進撃を続けるのか。
もちろんバッカニアーズのスーパー連覇やチーフスの3年連続出場など、常連チームの話題も事欠かない。


1月16日、『スーパー・ワイルド・カード・ウィークエンド』でプレイオフの幕が上がる。
もっとも「おもしろく」「質が高く」「密度濃い」フットボールが繰り広げられるひと月のKICKOFF。

1ラウンドでの波乱はワイルドカードの49ersが地区優勝のカウボーイズを退けたこと、
ただし低迷のNFCイーストの星勘定はアテにならないので、アップセットとはいえず、順当な週末に。

23日の『ディヴィジョナル・ラウンド』はアメリカを覆った寒波同様、フィールドに冬の嵐が吹き荒れた。

シード#1のタイタンズがベンガルズに、同じく#1のパッカーズが49ersにアップセットを食らう。
さらに翌日曜にも波は収まらず、連覇を狙う#2バッカニアーズがラムズにホームで敗れた。
この敗戦で「G.O.A.T」はシーズンエンドどころか、引退のウワサが。(数日後、引退を発表)

#2チーフスもあやうく荒れ狂う寒波に飲まれかけたが、
O.T.(オーバータイム)で新進気鋭のビルズを退け、首の皮一枚で望みを繋いだ。

このラウンドはすべての試合が3点差以内の僅差(チーフスは同点でO.T.突入後、TD)、
全試合観戦する身としてはどのゲームも最後の1秒まで見逃せず、ただただヨダレモノの週末が続いた。

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成績上位が消え去った『カンファレンス・チャンピオンシップ』は31日にKICKOFF。

真っ赤に染まった「アローヘッド・スタジアム」でAFCチャンピオンに輝いたのはアウェイのベンガルズ、
チーフスの3年連続スーパー出場を打ち砕き、33年ぶりのスーパーボウル出場のチケットを手にした。
続いて第56回スーパーボウル会場となるホームに49ersを向かい入れたラムズ、
ここでもう一試合戦うべく、食い下がる同地区のライバルをねじ伏せ、チケットを手にした。

ここもまた両試合とも3点差ゲーム、最後まで手に汗握るハード・コンテンツ、
気を抜けない3時間x2試合という、ここでもシアワセな時間が過ぎていく週末でした。

スーパーボウル出場チームは奇しくもともにシード#4チーム、NFLのプレイオフでは珍事でもある。


https://www.youtube.com/watch?v=FvqWtWTUNMA
[Lift Every Voice and Sing} Performed by Mary Mary at Super Bowl LVI

第56回スーパーボウルの会場はロサンジェルス郊外イングルウッドの『SoFiスタジアム』、
2020年にラムズとサンディエゴから移転したチャージャーズがホームとして供用している。
(2028年のロス・オリンピック開会式会場として使用予定)
蛇足だが、チャージャーズは2024年、7マイル離れたエルセグンドに新スタジアムを着工予定だ。

ラムズのホーム・スタジアムであるが、今大会のホスト・チームはAFCであるため、
ベンガルズにジャージの選択権があり、彼らはホーム用ブラックのカラー・ジャージを選択した。

過去17回のスーパーボウルを紐解くとホワイト・ジャージが14勝、
カラー・ジャージーは第45回パッカーズ、第52回イーグルズ、第53回チーフスの3勝のみ。
前回大会でバッカニアーズがホームながらホワイト・ジャージを選択し、勝利したのは記憶に新しいが、
ベンガルズはそのあたりは気にしなかったご様子、なぜだ。


スーパーボウル戦績はラムズ1勝3敗、3年前の第53回大会でペイトリオッツの前に敗れているが、
5年目のHCショーン・マクヴェイ指揮下で2度目の出場を数えるが、LA時代は無冠。
セントルイス時代にタイタンズ相手に繰り広げた「芝生の上で行われる最高のショー」と評される
第34回での勝利がチーム唯一の栄冠、今回勝てば22年ぶりの栄冠に輝くことに。

一方のベンガルズは80年代に2度の出場を遂げるも、
ともにQBジョー・モンタナ擁する49ersの黄金期に対峙、
第23回ではあの『モンタナ・マジック』で手がかかっていたロンバルディー・トロフィーを奪われている。
ここ5シーズンは負け越しを重ね、「ドアマット・チーム」化していたが、
奇しくも3度のスーパー出場はいずれも前年負け越しからのジャンプアップだ。

この頃は日本でもがっつり地上波放映(日テレ・21時台?かなあ)されていたので、
この試合のモンタナを観て、NFLファンになった(というか49ersブーム的な)人は多いはず。


https://www.youtube.com/watch?v=lXoj0R8x9fU
Jhene Aiko Sings [America the Beautiful] at Super Bowl LVI

さらに対戦前の余談。

ラムズHCショーン・マクヴェイは36歳(!)、ベンガルズHCザック・テイラーは38歳(!)、
これはスーパーボウルだけでなく、ポスト・シーズンのHC最年少対決。

ラムズQBマシュー・スタフォードは2009年ドラフト全体1位指名、
デトロイト・ライオンズのエースQBとして12シーズンを過ごすもプレイオフはわずか3度で3敗。
今オフにラムズはエースQBジャレッド・ゴフとのトレードを画策、
彼のタレントを見出し、スーパー出場に漕ぎつけたのだからラムズ経営陣の慧眼である。

ベンガルズQBジョー・バロウも2020年ドラフト全体1位指名で、
今回は「全体1位指名QB対決」というわかりやすい見出しがつけられている。
しかしバロウはルーキー・シーズン11試合目に膝の靭帯を断裂、シーズン・アウトの憂き目に。
今シーズンの復帰と活躍から『カムバック・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー』に輝き、
1991年以降、プレイオフ勝利のないベンガルズを晴れ舞台に引き上げる救世主となった。

ともに通算成績負け越しQBが先発する対決、というヘンな冠もいただいている。

「ジョー」バロウは「大学全米制覇」を遂げ、これで「スーパー勝利」を手にすると
ネイマス、モンタナに続く「ジョー・クール」3世の誕生だ、などともウワサされている。

彼にフィットさせるため、大学時代からのターゲットWRジャマール・チェイスをドラフト1位で獲得、
チーム躍進のコンビが強力ラムズ守備陣に風穴を開けるか。
AFC決勝でチーフスのパス攻撃を完全に封じ込めた無名のベンガルズ・セカンダリー陣が
移籍のQBスタフォード&WRクーパー・カップ+オデル・ベッカムの二枚看板を封じ込めるか。
通算成績はベンガルズの6勝1敗だ。


https://www.youtube.com/watch?v=ucr-OJo0Iig
Mickey Guyton Sings [the National Anthem] at Super Bowl LVI

試合前のセレモニー、まずは地元のオーケストラによる「Lift Every Voice and Sing」。

続いてR&Bシンガーのジェネイ・アイコによる『アメリカ・ザ・ビューティフル』。

そしてカントリー・シンガーのミッキー・ガイトンによる『ナショナル・アンセム(国歌斉唱)』。

「スーパーボウルがロサンジェルスに帰ってきた」、
ドウェイン・「ロック」・ジョンソンのマイク・パフォーマンスで出場チームを呼び込む。

1993年の第27回大会がローズボウルで行われて以来、LAでは30年ぶりの開会となる。
なにせラムズ、レイダーズともに1994年にこの街を離れ、
2016年にラムズが戻るまで20年以上、NFLフランチャイズの空白地だったのだ。
その喜びをこんな演出で盛り上げるのもアリかな。

コイントスはビジターのラムズ(LAR)がコールを外し、ベンガルズ(CIN)が後半のボールをチョイス、
まずはLARのレシーブ=攻撃からはじまることに。


https://www.youtube.com/watch?v=S4A3RlBZABE
Guy from Fortnite with The Most Electrifying Introduction in Super Bowl History

現地時間2月13日18:30KICKOFF。

1stシリーズ、LARはファーストダウンを取るがパントで終わると、
CINはハーフウェイでボールが止まり、ここで4thダウン・ギャンブルに挑む。
これは失敗に終わったが、スーパーボウルが普通のゲームではないという気概を見せてくれた。

LARはハーフウェイでもらったボールをわずか6プレイでエンドゾーンへ運び込んだ。
ラストはWRベッカムへ17ヤードのTDパス、まずはホームながらアウェイのLARが7-0と先制。
ギャンブル失敗からの一気呵成、フットボールのモメンタムはこんな風に動いていく。

それぞれパントを重ね、停滞しかけたムードを壊したのはバロウ&チェイスのフレッシュ・コンビ。
みごとなシングルハンド・キャッチで46yパスを成功させ、29yのFGに繋げ、7-3と反撃の狼煙。

第2Q、それを意にも介さず、35y、25yのロングパスを決め、最後はWRカップに11yTDパス、
わずか6プレイで75yを進めた「プレイオフ慣れしてない」はずのQBスタフォードの落ち着きぶり。
PATのキックを外してしまい、大舞台で小骨のようなミスが響かないといいのだが、13-3。

ここでCINは気落ちせず、RBジョー・ミクソンのランプレイを軸に12プレイを重ね、
ラストはそのミクソンからWRティー・ヒギンズへ6yTDパスというトリックプレイで75yをドライブ、
13-10と食い下がる。

LARは8プレイを重ねるが、QBスタフォードがエンドゾーンに投げ込んだパスはインターセプト。
CINのギャンブル失敗、LARのPAT失敗という鍔迫り合いからLARが先に大きなミスを犯した。
ハーフウェイからのパスなのでパント代わりともいえなくないが、モメンタムが動く大きなプレイだ。

これを助けたのが強力LAR守備陣、前半残り1:30あったが、5プレイでパントに追い込む。
一方のCIN守備陣も3&OUTに留め、いずれも追加点を重ねられず、13-10のまま、前半終了。

スーパーボウル、もうひとつのお楽しみは『ハーフタイム・ショウ』。
今年はヒップポップが初のメイン(ゲスト出演は多々あり)、レジェンドたちのステージングだ。


https://www.youtube.com/watch?v=gdsUKphmB3Y
Pepsi Super Bowl LVI Halftime Show

愛国歌、国歌斉唱、ハーフタイム・ショウとマイノリティ・メインで行われたのは「BLM」の影響か。
エミネムの膝をついたポーズはキャパニックへの敬意を表したものだったのだろうか。

後半のキックオフ、タッチバックからCINの攻撃、最初のプレイでパス・プロテクションが崩れながらも、
WRヒギンズへパスすると、カバーの名手CBジェイレン・ラムジーが転倒。
そのままエンドゾーンに駆け込み、75yのTDパス、17-13と逆転。
CBラムジーはフェイス・マスクだとアピールするが認められず、わずか12秒での逆転劇となった。

続くLARの攻撃、最初のパスをレシーバーが弾き、ボールはCBアウジーがインターセプト、
わずか2つのプレイで一気にモメンタムはCINに傾いた。

流れを掴んだCINは4thダウン・ギャンブルを成功させるも、11y進んだのみ。
LARの守護神DTアーロン・ロナルドに2度のQBサックが痛手、FGに終わり、20-13。

キャッチアップできるLARは10プレイを重ね、52y進み、41yのFGを奪う、20ー16。
LARの攻撃はテンポがいいが、ランプレイが出ないため、パス偏重、
CINのセカンダリーが大きな穴を開けることなく持ちこたえている、という印象だ。

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その後、互いに2回の3&OUTを重ね、第4Qヘ。

シーズ最多被QBサックのOL陣をタレント揃いでリーグ1位のLAR守備が蹂躙、
CINはパス・プロテクションが持たず、肝心なところでQBサックを奪われ、ボールが進まない。
第2Q、ケガでWRベッカムを欠き、ラン・アタックも見い出せず、単調な攻めを繰り返すLAR、
後半開始時の激しいボールの動きは一転、手詰まり気味な攻撃を堅牢な守備陣が盛り立てるという状況に。

CINのRBミクソンのラン・アタックがヤードを稼いでいるのでこれが得点に結びつくか。
LARは後半、WRカップが鳴りを潜めているのが気にかかる。

停滞気味の空気を切り裂いたのはLAR、互いに4連続パントとなりそうな4th&1という状況、
LAR30yという不利なポジションながらギャンブルを敢行、WRカップのランプレイが突き抜けた。
ノー・ハドルと出ないランプレイを補うショート・パスでリズムを作り、「2ミニッツ」へ。

ゴール前8yに迫られるも、狭さゆえ守りやすいCIN守備はパスを許さない。
しかしこれまで献身的だった守備陣がファールを重ね、容易く1stダウン、音を上げた形に。
最後はWRカップへ1yのTDパスが通り、23-20と逆転。

15プレイ、4:48を費やされ、CIN守備陣は疲弊してしまった。
NFLの常識では守備の集中力は11~12プレイしか持たないといわれており、LAR攻撃陣の粘り勝ち。

試合時間残り1:25、タイムアウトも2つあり、TDを奪うには十分な時間が残っている。

WRチェイスへ17y、WRボイドへ9yのパスが通る。
2nd&1でロングパス投げ捨て、3rd&1のランをDTドナルドが止める。
運命の4thダウン・ギャンブル、何度目だろうか、DTドナルドがQBバロウに襲いかかる。
投げ捨てパスがフィールドに転がり、ジ・エンドとなった。

NFC決勝でDTドナルドがQBガロポロに襲いかかり、インターセプトで幕を閉じたシーンが重なった。


https://www.youtube.com/watch?v=4x4MND-Rhrc
GAME Highlight

LARは2度目の栄冠、前述の通り、「ロサンジェルス」・ラムズとしては初の栄冠。
LAにロンバルディ・トロフィがもたらされるのは第19回のロサンジェルス・レイダーズ以来のこと。

スーパーボウルMVPはWRクーパー・カップ、アーロンでもよかったと思うけどね。

今大会の視聴者数は1億1230万人(!)、低調だった昨年から急増、
アメリカでもやはりテレビ離れが進んでいるといわれているが、異例の数字を残している。

「クール・ジョー」になれなかった次世代QBバロウはこの試合7回の被QBサック、
またポストシーズンでも通算19回を記録、いずれも不名誉な新記録となった。
ファンに「Who Dey」と吠え続けてもらうシーズンを送るには、
弱小チームを蘇らせた新星QBを守るOLの再構築が必須だ。

多くのドラフト権を手放し(NFLではドラフト権をトレードできる)、FAで強化したLAR、
この勝利と引き換たその先にはセントルイス時代に見舞われた「揺り戻し」が待っている。
この氷河期をどう乗り越えていくのか、注目していきたい。


https://www.youtube.com/watch?v=JGlm-blGgsY
Super Bowl LVI Trophy Presentation for Los Angeles Rams

次なるNFLの取材行はいつのことやら、それどころか海外渡航も未だ見えない日々が続く。

http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-04-07 (ロンドンボウル取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-07-09 (ハワイ・プロボウル取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-05-23 (メキシコボウル取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-07-23 (シカゴ取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31 (ダラス・新スタジアム取材)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-15 (ミネアポリス取材)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06 (デンバー取材)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-20 (オークランド取材)

いつものようにフットボール・クレイジーには冬眠の時期が訪れる、9月まで永い眠りのとき。

Are you ready for some Football???



SPORTS AUTHORITY

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SUPERBOWL LV [Sports]

SBLV.png

『プレシーズン・ゲーム』(オープン戦)の全試合キャンセル、
『インターナショナル・ゲーム』(ロンドン4試合、メキシコシティ1試合)の開催中止を早々に発表、
いつも通りとは言いがたいが、
NFLはいつも通りの9月に『レギュラー・シーズン』をKICKOFF。

様々なイベントやプロ・スポーツが中止やシーズンの短縮を強いられる中、
NFLは通常通りのシーズンをこなしていく、空虚な観客席とともに。

突発するチーム・スタッフの罹患や主要メンバーやコーチの濃厚接触など
チームの動きを縛るニュースがたびたびリーグ内を駆け巡る。
日程変更やバイ・ウィークの入れ替えなどで16試合の公式戦は無事に消化され、
リーグは困難な一年を例年と変わりない形で乗り切ってみせた。

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年明けの1月からは『スーパーボウル』へのチケット争奪戦となるポストシーズンが始動。

世界最大級のリーグであり、もっとも成功しているスポーツ・エンターテインメントの一つであるNFLは、
今シーズンから『ワイルドカード』枠を1つ増加した。
成功しているからこそ、放映権料という味わい深いパイを増やさない手はないからね。

各カンファレンス、地区優勝4チームにワイルドカード3チームを加えた7チームが
ポストシーズンに進む形に。
必然、シード2位のファーストラウンド・バイ(免除)は消え、(写真2=ブラケット参照)
特等席の恩恵はシード1位のみ与えられることとなり、
「Win or Go Home」=一戦必勝のトーナメントの過酷さはさらにその度合いを増すことに。

1978年から続けてきた「16試合制」も今シーズンがラスト、
2021年シーズンからは「17試合制」が導入され、NFLは成長・拡大の一途を辿る。
将来的にはワイルドカード枠をさらに1つ増やし、各地区2位まで出場可能に、なんて試案も噂されている。
困難な時期にぶち当たってしまったわけが、パイを増やす道行きをく突き進んで行く、

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そのポストシーズン、初戦のワイルドカード・プレイオフを勝ち上がったチームにおもしろい現象。

AFCはQBマホームズ(KC)、ジャクソン(BAL)、アレン(BUF)、メイフィールド(CLE)と
平均年齢24歳に至らないニュー・ジェネレーションが顔を連ねる。
NFCではロジャーズ(37歳・GB)、ブリーズ(42歳・NO)、ブレイディ(43歳・TB)という
レジェンダリーな顔ぶれが残り、カンファレンスに生まれたQBジェネレーションが話題を生んだ。

次世代QB対決は昨年のチャンピオン=カンザスシティ・チーフス(KC)がシード1位の貫録を見せ、
パトリック・マホームズは対戦前の予想通に連覇の頂を目指すことに。

波乱が巻き起こったのはNFC、シード5位のタンパベイ・バッカニアーズ(TB)が
初戦でアウェイながらシード4位のワシントン・フットボールチーム(WAS)に順当勝ちすると、
『ディヴィジョナル・プレイオフ』ではシード2位のニューオリンズ・セインツ(NO)を挫き、
『NFCチャンピオンシップ』でもシード1位のグリーンベイ・パッカーズを退け
周囲の予想を大きく裏切り、頂に駒を進めた。

リーグ内で囁かれていた「ホームチームは出場できない」という「スーパーボウルの呪い」を打ち破る、
という大きな話題とともにまさかのトム・ブレイディ、まさかの43歳は自身10度目のスーパーボウル、
「G.O.A.T.」が刻んだこの数字は偉業であり、異様でもある。

tanpabay.png

さまざまなトピックはさておき、第55回スーパーボウルは個人的には楽しみな対戦に。

チーフスはHCショッテンハイマー時代から愛してやまないチーム、
プレイオフで勝てない彼にブラウンズ時代から幾度となく切ない思いをさせられ、
58番には守備のおもしろさを教えてもらった。

バッカニアーズは初めてNFL取材に赴いたチーム。
8月のトレーニング・キャンプに1ヶ月張り付いたのだが、
当時は「タンパに行く」と知人に告げてもキョトンとされる地名だった。

HCダンジー指揮下でプレイオフ常連にのし上がった頃で、
その後、彼が去り、HCグルーデンが初のスーパーボウル制覇を成し遂げる少し前の頃合い。
バッカニアーズ誕生前から「ヤンキースのキャンプ地」として名を馳せていたこの街、
まさか松井秀喜の入団で連日、日本のニュース番組でその名を連呼されることとなるとは。

それはまさに彼らがスーパーボウル初制覇を遂げた春先のお話し、「Yankees Suck」。

まずはH.E.R.の「アメリカ・ザ・ビューティフル」。

https://www.youtube.com/watch?v=qTrYd6o-OR8
H.E.R. performs 'America the Beautiful' before Super Bowl LV

チーフスは第1回スーパーボウルに出場、第4回に初制覇、
昨年=第54回を制したことで、50年ぶりの栄冠をもたらした。

バッカニアーズは2008年からプレイオフすら出場できておらず、
第37回スーパーボウルが唯一の出場で唯一の栄冠だ。

今年度のホストチームはNFC、
NFLではホームチーム(ホスト)にジャージ・カラーの選択権が与えられており、
バッカニアーズはプレイオフをアウェイで勝ち上がってきた縁起を担ぎ、ホワイト・ジャージを選択した。

スーパーボウルでは2004年以降、カラー・ジャージはわずか3勝しかしていない、なんてデータもある。
(第45回GB、第52回PHI、第54回KC)


ざっくりした対決の構図は「魔法使い」マホームズを中心としたチーフスの攻撃と
リーグ1位のターンオーバー・レシオを誇るタンパ守備陣の対決、という感じ。

蛇足ながらスーパーボウルでの「攻撃1位」対「守備1位」の対決は守備が有利、というデータが。

コイントスはビジターのチーフス(KC)がコールし、後半のボールをチョイス、
まずはバッカニアーズ(TB)のレシーブ=攻撃からはじまる。

つづいてナショナル・アンセム(国歌斉唱)。

https://www.youtube.com/watch?v=vswaT_KOZCw
Jazmine Sullivan & Eric Church Sing the National Anthem at Super Bowl LV

現地時間2月7日18:37KICKOFF。

1stシリーズ、TBは3&OUT、つづくKCもファーストダウン1度更新したのみ、
バッカニアーズも同様に1度の更新でパント、
QBブレイディは2年前、一方のQBマホームズは昨年とスーパーボウルMVP対決もまずは膠着状態。
KCのランが出はじめるが、パスは一度も通らず、49yのFGでまずは3-0と先制。

KCTB.png

先制点は取ったものの攻撃の波を掴めないKCを尻目に、TBはランとパスを小気味よく織り込み、
最後はTEグロンカウスキーに8yTDパスであっさり逆転、7-3。
QBブレイディはスーパーボウルの第1Q初のTDという奇妙な記録付き。

3&OUTのKCを尻目に、小気味いいテンポたTBはゴール前2yまで進み、4thダウン・ギャンブルに。
KここはCディフェンスが守り切り、モメンタムを呼び込む流れに。

しかしKCは続く攻撃もリズムを掴めず、さらにパント時にペナルティで後退、
蹴り直すとわずか29yのミスパントに。

TBはKC38yという好ポジションから攻撃開始み
踏ん張るKCディフェンスがインターセプトするが、ペナルティで水泡に。
なんとかFGに押し留めたかと思われたが、ここでもペナルティで1stダウンを与え、
最後はTEグロンコに2つめのTDパスが通り、14-3、KCは反則で自壊した形。

これでようやく目覚めたか、KCは前半残り6:00からボールを進めるも、
レッドゾーンに入ると堅牢なTBディフェンスに阻まれ、34yのFGに留まり、14-6に。

こちらはキックオフ直前のおなじみフライ・オーバー。

Super Bowl LV flyover

TDを奪えなかった上に、1:05も残してしまったのが大きな過ち、このミスをブレイディは逃さない。

ショートバスを刻むとまたKCディフェンスが34yのP.I.ペナルティの過ちを犯す。
わずか0:55で71yを進み、最後はWRブラウンにTDパスが通り、21-6と大きな追加点。

KCはTDを奪えず、TDを与えてしまう最悪の形、8つのペナルティで自らリズムを失ったまま、前半を終えた。

LTフィッシャー、 RTシュワーツ、LGオセメリとOL先発3名を欠いたことでパス・プロテクションを保てず、
QBマホームズにプレッシャーが襲いかかっている。

併せて彼のターフ・トゥ(足指の靭帯損傷)もあり、パス攻撃は不安要素が膨らむ。

TV画面には写らないが、パス・カバーがきついのか、パス・ドロップも多ことも気になる。
「守備のバッカニアーズ」が「攻撃力のチーフス」を封じた形で前半を終えた。

ハーフタイム・ショウは昨年もっとも売り上げを記録した「ザ・ウィークエンド」、
今回は距離を取るため、フィールドにステージを設けず、エンドゾーンに設営した。

The Weeknd’s FULL Pepsi Super Bowl LV Halftime Show

後半はKCの攻撃から、この1stシリーズでTDを奪えれば、試合の流れはガラリと変わる可能性も。

呼応してゴール前2yを止めたKC守備がボールを奪う、
あるいはリーグ4位のQBサックをお見舞いするか、
ブレイディにプレッシャーをかけ続けられれば、モメンタムはたやすく傾く。

「前半と後半は別の試合」というのがアメリカン・フットボールの常識、
なにしろKCは先にビッグプレイで流れを呼び込みたい。


最初のプレイでRBエドワーズ=エレアが26yのビッグ・ゲイン、
しかしこのランだけで結局、52yのFG止まり、まだ希望の灯は見いだせない、21-9。

TBは返す刀でTEグロンカウスキーに25yのロング・パスを通し、
つづいてRBフォーネットが27yのロング・ランで事も無げにTDを奪ってみせる、28-9。

TDが取れないKC、TDを重ねていくTB、前半との違いが見い出せない。
先発を失っているKCのOLは崩壊状態、そこにリーグ1位のTBディフェンスが圧をかけ続け、
マホームズにパス・ターゲットを探す猶予を与えない。

さらにTB守備はパス・キャッチは許してもセカンド・エフォートを許さない集中力、
反面、KC守備はTBのラン・アタックを恐れ、やや保守的な傾向に陥っている。

KCTB02.jpg

QBマホームズはQBサックを食らい、続いてWBヒルに投げ込んだロング・パスは弾き飛び、インターセプト、
TB守備陣に完全に後手に回らされている。
TBはこのターンオーバーで3:34ときっちり時間を消費、
スナップ・ミスなどあったものの、52yのFGで確実な追加点、31-9。

この後、KCはなんとか13プレイを紡いでみせたが、ゴール前11yで「4th&9」のギャンブルに失敗、
22点差は縮まることなく、第4Qに雪崩れこんでいく。

TBはラン・プレイを中心に9プレイを重ね、追加点こそ奪えないが5:26も時計を食い潰す。

試合は残り8:06、KCはふたたび4thダウン・ギャンブル失敗、
ラストはインターセプトでジ・エンド、スコアに動きなく、そのまま終了を迎えることに。

Tampabay Buccaneers (#5) 31-9 Kansascity Chiefs (#1)

先発メンバーに欠場が多かったことを割り引いても、
マホームズが脳震盪で退いたブラウンズ戦で見せたディフェンシブ・チャンピオンの気迫は何処へ。

急場凌ぎのKCオフェンス・ラインをTBディフェンス・ラインがみごとに粉砕、
終始、主導権を掴まれたせいか、KCは前半8度の反則、95ヤード・ロスと迷走、
これは今シーズンの試合前半でもっとも多いペナルティ(結果、ペナルティ11度、120ヤード・ロス)に。

またスーパーボウルでTDスコアなしは第37回大会以来、
マホームズはNFLキャリア初のTDなしという不名誉な記録で終わった。

vince.jpg

TBは2度目の栄冠、ワイルドカード・チームの優勝は7チーム目を数える。
ブレイディは7つ目のスーパーボウル・リングと5度目のMVPを獲得、
できることなら試合を支配したTBディフェンスのユニットにMVPを捧げたい。

この一戦で再度の「ステイ・ホーム」期間を楽しませてくれたNFLのシーズンも終了。

旅もままならないご時世が続きますが、NFL取材はいつになることやら。
過去の取材記事など眺めながら思いを馳せるばかり。

http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-07-23 (シカゴ取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31 (ダラス・新スタジアム取材)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-15 (ミネアポリス取材)
http://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06 (デンバー取材)
http://delfin3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-20 (オークランド取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-07-09 (ハワイ・プロボウル取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-05-23 (メキシコボウル取材)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-04-07 (ロンドンボウル取材)

9月には新しく変貌を遂げるシーズンが待ち受ける、それまでフットボール・クレイジーは冬眠の季節。
それまでに旅の冬眠時期も溶けるといいのだけれど。

Are you ready for some Football???


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Arts District @Las Vegas [Las Vegas (U.S.)]

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ーDAY9ー 10月10日

夜通し吹き荒れていた風が止み、強い日差しが戻ってきた。

今朝も早くから起きだし、カフェの朝食取材に出向くことに。
目指すのはすでに店名からベジタリアンやヴィーガン感が滲み出ている『VegeNation』という店。

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ホテル前からリムジン横付けでするするとご出勤、といいたいところだが、
地道にホテル前の交差点からシェア・サイクルをかしかしと漕ぎ出した。

カフェへはホテルから4ブロックほど、歩くには遠く、クルマでは近すぎで自転車最強説再燃。
キオスク・スタンドが横付け状態なのでこれはこれで悪くない。

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ダウンタウンで人気のカフェやレストランは「Carson Av.(カールソン・アベニュー)」界隈に集中、
数日前に取材した『Foodie Tour~』で歩いたエリアがもろにそれに当たっていたのですね。

おさえた安ホテルがダウンタウンの東南にあったので、偶然にも動きやすいロケーションにスッポリ、
併せて「シェア・サイクル」という取材向きのかなり取り回しのいい足でガッツリ。
こいつで動き回った成果で、白地図だったダウンタウンが少しずつ色がついて埋まっていく感じに。

みなさんもダウンタウンを訪れる方は、カマキリ周辺を探索するといい店に出会えますぜ。

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「最強説」は昨日の午後に見い出された。
カマキリを離れ、「The Deuce」に乗り、南西の「Arts District(アーツ・ディストリクト)」へ。

ここは地元の若いアーティストが集うエリア、
ギャラリーやアンティーク・ショップ、カフェが軒を連ね、オブジェやグラフィティが街角を彩っている。

ここにもシェア・サイクルのキオスク・スタンドがあるので、バス停から即、自転車へ。

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ちなみに「The Deuce」「SDX」のバス乗車は、
2時間のパスが$6、24時間パスが$8、3日間パスが$20と乗り放題パスを買ってしまうのがお得。
ストリップからダウンタウンの移動はもちろんアウトレットなどにも足を延ばせますぜ。

「シェア・サイクル」は24時間利用が$5、3日間が$10、クレジットカードで手軽に気軽に足ゲット。
自転車用の走行レーンもあり、カンタンに借り出せ、ダウンタウン・エリアに駆り出せ、青春。

https://bikeshare.rtcsnv.com/  RTC Bike Share 公式サイト

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ランチが人気という『Makers & Finders』へ伺うが、ランチメニューが終わっていたので、
デニッシュと人気だというアイスコーヒーを頼むことに。

「このボトルに好きなタイミングで流し込んで、飲んでくれ」

ドリップされたコーヒーのグラスと氷がしこたま入ったボトルを置くと、
カウンターの中のスタッフがそう説明してくれた。

アイスコーヒーのこのひと手間が外の暑さにヤラれたカラダとアタマを冷やしてくれる気がした。

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続いて隣のブロックにある『Cornish Pasty Co.』へ、地元の人たちがこぞって名前を上げた店だ。

「ごめん、今日はこれから貸し切りなんだ」

扉を開け、声をかけようとしたこちらを制するように先手、頭を垂れ、写真だけ撮らせてもらい、撤退。
ヒットしたり、空振りしたり、取材はこんなことの繰り返し、
そんなこんなでこのエリアも歩き、いや漕ぎ尽くし、日が沈む頃にダウンタウンに戻った。

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『VegeNation』は「入れないほど混む」というウワサもあったが、さすがに朝イチは貸し切り状態。

「好きなところ座って」といい、キッチンに去ろうとするウェイトレスを捕まえ、
「人気メニューってどれ?」といういつもの質問攻撃。

「やっぱり、朝はシリアル・ボウルが人気ね」と笑顔のお答え。

メニューには4種類ほどのボウル・メニューが並ぶ。

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「じゃあ、ココナツ入りのやつをもらおうかな」

「ごめんなさい、ココナツを切らしているの」

オイオイ、と思いつつ、「じゃあ、こっちの『Mamma Knows Best Bowl』はある?」と恐る恐る尋ねる。

「アサイー入りのやつね、それも人気の一品だわ。それはダイジョウブ。コーヒーはどうする?」

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オススメというオーガニックのコーヒーを頼むと、フレンチ・プレスでテーブルに運ばれてきた。

「お、『フレンチ・プレス』じゃん」

「ええ、うちはこれで出しているの、コーヒーをたっぷり楽しんでほしいから」

フレンチ・プラスに並んで置かれたアサイー・ボウルはがっつりとデカかった。
朝からこれぐらいの量をやっつけないときっと立派なアメリカンにはなれないのだろう。

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日本では紅茶を淹れる「シャレオツ」アイテムと思われている「フレンチ・プレス」、
実はこいつはコーヒー用、ヨーロッパのカフェでは当たり前のようにコーヒーをサーブして出てくる。

プレスすると紅茶はエグ味が出てしまうので、オシャレどころかおいしくない、
茶葉は揺すらないのが常道、ティーバッグすらジャブジャブするのはNGでさあね。

フレンチ・プレスで淹れるコーヒーはフィルターを通さないので、豆の油分がそのまま抽出され、
豆のテイストがダイレクトに来るので、コーヒーの強い味が好きな人向けですよ。
挽いた豆を入れ、お湯をぶち込むだけなので、ものぐさな人にも向いてます、
自宅でも愛用してます、ペーパー・フィルターのゴミも出ないしね。

時折、出勤前のコーヒーをテイクアウトする人が立ち寄るぐらいで、静かな朝食タイムが続いていた。

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「がっちりマンデー!! 」で話題のそとアソビ、おでかけサイト!


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