Nostalgic Airport @Bangkok -完- [Thailand (Bangkok)]

12月8日 -Day7-
がっつり晴れたがテラスを駆け抜ける風が心地いい、8時にトーストとオムレツの朝食を楽しんだ。
帰国便は10:45、ドンムアン空港へはタクシーで30分もかからないので、9時前に出ればいい。
「プライオリティ・パス」で使えるラウンジもないので、空港に早く行く意味がないからね。
(数か月後、ドンムアンでも契約ラウンジができたらしいが未体験)
早めに出て、バスで安上がりに済ませるという手もあるが、500円もかからないのでタクシーに軍配。
そんな状況を見越してこのエリアの宿に狙いを定めたわけで、企み通りと紅茶のおかわりをもらった。

昨夜は爆笑のディナーを終え、街の中心地に戻り、コーヒーとおしゃべりに飽きた頃に分かれた。
一人、MRTで『タイ・カルチャーセンター』へ向かい、
できたばかりのショッピング・モール『THE STREET』が目に飛び込んできたので探索。
真新しいモールはクリスマスとニューイヤーのイルミネーションでキラめいていたが、
オープンしたての状態丸出しで、どの店のスタッフも体裁を整えることに躍起だった。(写真2)
フードコートやレストランに至っては営業に至っておらず、未だ什器の搬入をしているところもあり、
なんともタイらしい情景で微笑ましくもあったが、客としては笑えず、そそくさとモールを後にした。
その足で歩いて並びの『BigC』へ向かい、最後の買い出し。
自分用にいくつかの調味料を買い、友人用にハーブやスパイス、ドライフルーツを買い込み、
これにてタイの旅も完結なのね、などと感傷に浸りつつ、MRTで2駅先の宿に戻り、これにて完結。

紅茶を飲み干し、チェックアウトを済ませ、大通りの手前で流しのタクシーを拾った。
空港への道行きは少しばかり時間がかかり、9時過ぎの目算が9:15になってしまった。
それでもオンライン・チェックイン済みなので充分、カウンターでボーディング・パスのみ受け取った。
「どれぐらい混んでます?」

「80%ぐらいかしら。それほど混んでないわ」
「こっぷんか~」
印刷の間、そんな風に話しかけ、礼を告げ、手を前で合わせると向こうも同じ仕草で返してくれる。
タイのこういう文化、慣習が好きだ、時代を経てもなくなってほしくない習慣だ。

以前よりも騒然とした感じがなくなったドンムアンの雰囲気を確かめながら搭乗口へ向かう。
遥か前、ここは出発前にキャッシュで空港使用料を払わなけばならなかった。
そのため、バーツを上手に使い切った旅行者は無慈悲な係員に両替を指示され、
不条理なレートを示す向かいの両替店で不合理な換金を強いられ、不満顔で改めて出国に向かうことに。
そんなトゲトゲした空気もあり、ここはなんだか意味なくワサワサしていて、落ち着きのない場所だった。
新空港に肝を抜かれたのか、すっかり鳴りを潜めた国際空港からXJ606便は定刻通り飛び立った。
カウンターの女性が言ったとおり、ウレシイことに機内は空いていたので、
後方に移動し、中央3席を確保、遠慮なく横になるとあっさり眠りに落ちた。
さらにウレシイことに15分早く日本の地に降り立つという、旅の終わりにオマケをくれた。

旅のベースにかかったお金はこんな感じ。
航空券(往復・総額)25,000円
国内線(往復・総額) 9,000円
チェンマイx3泊 4,000円
バンコクx3泊 5,100円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
計 43,100円
LCCを駆使した7日間の休暇はあっという間に終わり、2015年の旅物語もこれにて完結。
12月のチェンマイ紀行
2015年12月2日~12月8日 by XJ601 / PG906&PG220 / XJ606
-完-
ポチっと≪海外旅行ランキング≫をチェック!★


コメント 0