SSブログ

Airport to Airport @Suvarnabhumi [Thailand (Chiang-Mai)]

IMG_4488.jpg

フライトは予定より5分早い14:00ちょうどにドンムアン空港に降り立った。

飛行機利用において「出発」と「到着」というのはわかりづらいですよね。
「出発時刻」はチョーク(車輪止め)を外した時刻、
「到着時刻」はチョークをかけた時刻がそれにあたるそうですが、
このブログでは機材のドアを「閉めた瞬間」と「開けた瞬間」を出発&到着と記してます、
機内からじゃチョーク見えないからね。

混雑が定番の入国審査場も数人しか並んでおらず、預け荷物もないので、いつものナガレで到着ロビーへ。

14:20には#6出口にあるシャトルバス乗り場にたどり着き、
小さなカウンターに座っているおじさんに乗継便の行程表をプリントした紙を差し出していた。
DMK(ドンムアン)~BKK(スワンナプーム)の空港間シャトルバスは無料ゆえに、
搭乗券や行程を示すものがないと乗車許可が下りないのだ。
次の便も当然eーTKT、メンドウだが行程表はプリントアウトし、紙ペラ持参でやってきていた。

IMG_4227.jpg

おじさんは差し出した紙にハデにスタンプを押しながら、無愛想な感じでバスの方へ促した。

「次のバスは14:30だよ」

「こっぷんかあ」

礼を告げ、停まっていたバスへ、インクのにじむ紙がそのまま乗車券代わりのようだったが、
目の前のやりとりを見ていたドライバーはチェックどころか見向きもしない。
おじさんにしろドライバーにしろ、こういうメンドくさくないナガレ、好きです。

海外WiFiレンタルなら!イモトのWiFi

メンドくさいといえば、このブログは兎角、説明不足でメンドくさくてスミマセン。
移動は目印ぐらいしか紹介しないし、チケットの買い方や売り場などを丁寧に説明することもなし。
各スポットの写真もあんまり載せてないですしね、不親切、無愛想のカタマリ。
親切旅ブログにはほど遠く、懇切丁寧な旅の案内とは言い難い紀行文が連なるブログです。

窓口や乗り場、メニューから表示板、角の曲がり方まで丁寧にあげている旅ブログもありますが、
旅は人それぞれ、ありとあらゆる情報を載せてしまうと、旅の隙間が埋まってしまうような気がして。
手取り足取りだとね、その人の旅の「眼」を奪っているような気がしちゃうので、情報を絞ってます。

旅は「隙間」「空間」「時間」にこそ、ぜいたくが詰まっているような気がしているのでね。

体験した所要時間とか、その時の金額とか、経験したデータはなるべく記すようにしてますが、
食べた料理の写真を全部あげるわけでなく、まあ、オトコの食ったものには興味も募らないでしょうしね。
エコノミーの機内食の写真、見せられてもねえ、ってアラ、ディスってるかな。

別の見方をすればスカスカ情報しかあげてない旅ブログです、
痒いところに手が届かない、痒いところは自分で掻いてね、あるいは掻きむしりましょう、旅先で。

ホントに知りたいことがあると右下のSNSからメッセージくださる方もいますしね。

IMG_4229.jpg

話が脱線しましたが、久々利用のドンムアン空港を味わう間もなく、シャトルバスの座席に腰を下ろした。
ドンムアンの空港内は以前のような雑然、騒然とした感じがなく、
混雑と混沌が入り混じったローカル空港らしい雰囲気はなくなっていた。(写真2)
あるいはロー・シーズンだからそう感じただけかもしれない、駆け足では観察の時間もないからね。
そんな風に感慨に浸っていると、14:30出発のバスはすぐに動き出した。

ドンムアン空港とスワンナプーム空港の距離は約36km、所要時間は空いているなら30分ほど。
ドンムアンからだと混んでいる市内を通らないのが多少の強みかな。(写真3)
http://www.suvarnabhumiairport.com/en/122-suvarnabhumi-airport-free-shuttle-bus 公式サイト

「おんたいむ」の記事でも書きましたが、
一応、この2つの空港のMCT(ミニマム・コネクティング・タイム)は3時間半、
14:30のバスに乗れたので、19:10の国内線乗継にはかなりのアドバンテージ。
「出発遅れ」「到着遅れ」と2つの心配をクリアし、あとはバンコク名物「道路渋滞」を乗り越えるだけだ。

IMG_4233.jpg

旅行者なら「MCT」という言葉は記憶に片隅に留めておきましょ。
「MCT」とは「最短乗り継ぎ時間」、DMK~BKKはたまたま離れていますが、
LAXやDFWなどアメリカの空港などだと同じ空港内でもターミナル移動に時間がかかるので、
国内線や国際線、航空会社別に「MCT」が設定されてます。
要は「乗り継ぎ」に必要な最低時間のこと、覚えておいて損はない用語です。

同一航空会社の場合、この「MCT」を満たしてないと発券することができないのが業界ルールなので、
同じ航空会社で乗り継ぐ場合は特に心配する必要はナシ。

Booking.comの利用で¥2,000の特典がもらえる!

LCC(ロー・コスト・キャリア)からFSC(フル・サービス・キャリア)、
あるいはLCCでも別々に予約を取ったとか、別のLCC会社に乗り換えるときなどは注意が必要。
異なる航空会社のチケットを自分で個別に手配して…、なんて場合は特に「MCT」をお忘れなく。
(空港の3レター・LAXやSINなどに「MCT」で検索するとカンタンにわかりますよん)

ここでもうひとつの旅ワザ。
異なる航空会社で個別にチケットを取った場合、乗り継ぐ航空会社に乗継便を連絡しておくと便利です。
同一航空会社でも予約記録が別(チケットを別に買った、マイレージで取った、など)の場合も同様で、
分離された予約記録を繋ぎ合わせておくと、フライトの遅れや変更時に記録から読み取ってもらえます。
通称、「リマーク」と呼ばれる予約記録で、予約記録に「注意書き」しておいてくれます。
欠航などの振り替え便を用意してくれるわけではありませんが、一応のトラブル対策と思ってください。

IMG_4249.jpg

15:15、シャトルバスは45分でスワンナプーム空港に到着、ちょっとヤキモキする時間を食った。

冷蔵庫と化しているエアコンの効いたバスから降りるとムッとした外気に襲われた。
気温計の表示は33℃、東南アジアがハグしてお出迎え、という感じで外気がまとわりついてきたので、
即座に短パンが欲しくなったが、空港ビルに入るとその思いはすぐに掻き消えた。

カウンターでチェックインを済ませ、ボーディング・パスを受け取り、ラウンジの場所を訪ね、進んだ。
『Bangkok Airways Boutique Lounges』は小じんまりしていたが、清潔で明るかった。(写真4)

飲み物は紙コップだが、スナック類も並んでいて、個人的には甘くないコーヒーがあるのがうれしい。
Wi-Fiも飛んでいて、フライト待ちの客はみなスマホをいじるのに忙しそうだった。

IMG_4261.jpg

それよりもラウンジ客の多くが「Krispy Kreme Doughnuts」のデカイ箱をブラ下げていることが気になった。
人気沸騰中? 上陸間もなし? おそらくバンコクにしか店がなく土産代わりに買っているのかな?
どうやら「クリスピー~」は各国内線で地方に運ばれていく運命のようだ。

エア・アジアで飛んできて、またLCCに乗り継ぐのでゆっくりできる居場所があるのがありがたかった。
国内線乗り継ぎだと「Prioriy Pass」が使えるラウンジもないからね。
モチロンそれを見越してラウンジが使える「Bangkok Airways」をチョイスする作戦を選んだのだけど。

フライトは17:10に飛び立ち、スケジュール通りの18:25にチェンマイ空港に降り立った。







nice!(24)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 24

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント