旅先のイゴコチ from Singapore [Singapore]
火曜日早朝のチャンギです、帰国日です。
9日間の日程も到着と帰国の移動日を除くと正味は7日、
前々日の日曜日、ふとした友人の問いかけに気づくと「明日、ラスト・デイじゃん」というハナシに。
出発日の今朝はチャンギ空港9:30出発、「帰るだけ」の日となるので、
帰国前日の17日が「ラスト・デイ」というわけで。
といってなにかするわけでもなく、なにを食べに出かけるわけでもなく、
そのまま帰国日を迎え、フライトに合わせ、7時過ぎに友人宅を出て、
早朝の路線バスに乗り込み、出勤するシンガポリアンに紛れ、チャンギ空港にやってきたわけで。
あ、そうそう、シンガポールは出国時、外国人でも自動ゲートが導入されてました、メチャ早い。
手際よすぎる出国手続きで拍子抜けしつつ、いつものようにPriority Pass」でラウンジに転がり込み、
朝食に齧りつきながら、こいつを記しております。
さて遡って「週末シンガ」、
土曜日は「うまい『Nasi Lemak(ナシ・レマ)』食べに行こう」という友人に誘われ、
クルマを飛ばし、『Changi Village(チャンギ・ヴィレッジ)』へ。
https://www.visitsingapore.com/ja_jp/dining-drinks-singapore/local-dishes/nasi-lemak/
(ナシ・レマ Visit Singapore公式サイト)
チャンギ空港に近いこの場所には、かつてこの国で働いていた頃、
仕事仲間に誘われ、みんなでチャーター船で一日釣り行こう、ということで訪れた経験があるけど、
その頃の記憶はまさに寒漁村というか、寂れた「カンポン」(マレー語で「村」)というイメージ。
2005年に政府のテコ入れで小島へのワンデイ・トリップやビーチサイドの公園など、
シンガポリアンのレジャー・スポットとしてすっかり近代的な感じに生まれ変わったそうで。
船着き場にはマレーシアの島や沖の小島に行く船が舳先を連ねてますね、国際ターミナルだな、これ。
ランチタイムをズラしていたので「ナシ・レマ」の小さな店先はさほど混んでおらず、
友人が注文する間にこちらは別の店で飲み物を購入。
友人のリクエストは「Bandung(バンダン)」、これはローズ・シロップとミルクのミックス、
洗剤にしか見えないような色のソレ、バリーといい、飲みたいとは思わないシリーズ。
こちらはいつもの「テ・ペン」(アイス・ミルクティ)、コンデンスミルクのバカ甘がヤミツキ。
肝心の「ナシ・レマ」、オター(魚のすり身をバナナの葉に包んで焼いたもの)も生臭くなく、
フライドチインも香ばしく、サンバル(辛い味噌)とよく合う。(写真2のオレンジ色の物体)
週末には市内から食べに来る人で行列するよ、というだけあってウマイ。
この国にはガイドブックにも載ってないうまいものがまだまだあるね。
日曜、デイオフの友人はいそいそとまだ暗い朝6時から釣りに出かけて行く。
「釣り」といっても巨大な釣り堀というかプールというかなんですけどね。
こちらは昼ぐらいにバスでのんびり『Pasir Ris(パサ・リス)』へ後追いで赴いた。
以前にも訪れた場所なので、バス・インターチェンジから公園に向かい、池周辺を友人探してブラブラ。
バカでかいフィッシング・プールは『National Park Pasir Ris TownPark』とのカンバン、
釣り堀が国立公園なのかい。
電動のキックボードで近所のホーカーズへランチの買い出し。
昨年あたりから電動キックボードが大流行していて、
最近は座って乗るタイプが増殖中、もはやそれは電動バイクじゃねえの。
ぼんやり歩いているとおじいやオババが無音で脇を通り過ぎていきます。
「ボーっと歩いてんじゃねえよ」と叱られないようにしないと。
ルアー・フィッシングに熱が入る横で日影にベンチを置き、「スイカ・ジュース」片手の文庫本タイム、
市中に比べ、静寂が広がるのどかな午後、ただし30℃の東南アジアの陽気がまとわりついてくるけど。
15時にゲーム・エンド、帰ろうと片付けしているとにわかに暗雲立ち込め、雷鳴とともに激しいシャワー。
地面を叩くほどのスコールが収まるのを待ってようやく帰宅、雨季だけど待っていれば収まるからね。
シャワーで濡れたカラダをシャワーで流す、ってややこしいね。
夕飯は「シーフード・ビーフン食べに行くよ」とのこと、奥様お気に入りの味らしく、クルマで外出。
降ったり止んだりのシャワーの中、『Tiong Bahru Food Centre(ティオン・バル・フードセンター)』へ。
ここは別の友人宅のそばなので、何度かメシ食いに訪れたことがあるホーカーズ。
https://delfin2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-11 (ティオン・バル訪問)
数年前に全面改装して、すっかりキレイになったホーカー・センターだ。
ハラペコ一家+日本人を待ち受けていたのは悲しいお知らせ、なんと目的のお店が臨時休業。
日曜の夕食時に閉まっているなんて。
妥協して別の店で「ダック」と「チャーシュー」ライスで夕食完了、暮らしているとこういうこともあるよね。
で、気づけば冒頭記した帰国前日=「ラスト・デイ」、
自分用の食糧調達、中華粽(ちまき)を買い込み、ドライフルーツとナッツを買い込み、越冬準備完了。
友人のお土産を物色した後、「クリスマス・バージョンらしいよ」というハナシを聞いて、
『ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ』で無料のナイト・ショウの写真だけ撮りに行ってみた。
ここでは上げるスペースがないので、こいつの模様はSNSでお楽しみを。(右下ボタンから)
あるいは後日のブログ更新で、って2年前のシンガポール紀行を綴っているのにいつ追いつくのやら、ですが。
カヤ・トースト、スイカ・ジュース、ドライ・ワンタンミン、テ・ペン・・・、
普通のご飯、普通の滞在、普通の生活していたら帰国の日デス。
さあて北京経由で羽田までの長い道のりを帰るとしますか。
PS;旅は一筋縄で終わらず、帰路でもいろいろな出来事が、それはまた別の巻で。
18, DEC. 2018 @Dnata Lounge, Changi A/P
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