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Decathron @Singapore [Singapore]

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―DAY3―  6月19日

「お参りに行く」というのでついていくことにした。

仕事に出かけた友人を除き、奥さん、その母さん、お母さんの妹、アマサン(お手伝いさん)、
それにバギーに乗ったベイビーという陣容のちょっとした団体でお出かけ。
お手伝いさんが留守番をすることもあるが、アマサンも一緒に、というのが友人宅のスタイルらしい。

MRTで『Bugis(ブギス)』へ。

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旅先で子連れの小団体で動くことがないので、ちょっとオモシロ体験。
シンガポールはインフラが新しい国だけあり、かなりバリアフリーの整備が行き届いている。
MRTの駅構内にはかならずエレベーターが備わり、
最近は車内のドア横のシート(みんなに人気の席)はすべて「妊婦さん用の優先席」になっている。

この国でも少子化が問題、その一策としてまずは妊婦さんの優遇措置が提供されている。
MRTにバギーで乗り込んでも誰もイヤな顔はしないし、乗り降りを手助けする人が多いぐらいで、
煙たい顔をするどこかの国とは大違いだ。

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かつての職場のあったビルの裏手だった『ブギス』はすっかり様変わりして、
MRTの駅には2つも3つもショッピング・モールが隣接され、
『ビーチロード』沿いはニギヤカになり、ローカルを集める人気エリアに様変わりしている。
以前はオーチャードから離れていたので、ちょっと毛色の変わったエリアだったんですけどね。

ブギスの駅から横断歩道を渡ると土産物やアクセサリーを売る小さい店が軒を連ねる隘路が延びている。
色鮮やかなフルーツ・ジュースを売る店が人を集めている。(写真1)
圧縮した竹下通り、というと分かりやすいだろうか、日曜ということもあってゴミゴミ感は割り増しだ。

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擦れ違いに肩を交わし、身を翻しながら混雑した通路から開放されると果物屋の芳香が鼻腔をくすぐる。

向かいの『アルバート・ホーカーズ』の手前では、
「トライショー」のユニフォームを着たオヤジサンたちが退屈そうに予約の時間を待っている。
その脇を通り抜け、地元デパートの前を左に折れると唐突に人混みが現れる。

ここがシンガポールで一番古い仏教寺院である『観音堂』、本日の目的地。(写真3)

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ハデな色彩とそれにも増して次々と訪れる参拝客が明らかに日本の寺と異なっている。
門前では供物や花、大きな線香の束を売るオバサンたちが訳知り顔で出店を構え、客をさばいている。
どうやら今日はなにかの吉日と日曜が重なっているらしく、それで尋常じゃない人出らしい。
その人の多さはさながら初詣客の如し、なのだ。

奥さんとお母さんがお参りしている間、ベイビーを預かり、バギーで周辺をガラガラ歩く。
「即製おとうさん」と化してウロついていると、子供経由で話しかけられたりするのがオモシロイのだが、
残念ながら中国語はわからないのです、このおとうさんは。

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ランチタイムになり、ベーシックな中華レストランへ。

お参りしたあとは外食、というのが日曜の家族の流れらしい、あるいはベトナム・スタイルなのかな。
子供の頃、デパートに行って食堂でご飯を食べて、というのにも似た週末家族行事は世界共通。

食後に『ブギス』の駅で分かれ、こちらは『Bedok(ベドック)』へ向かった。

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ネットで見つけた巨大スポーツショップ「Decathron」が新しくできたのだ。

フランス系の大型店でヨーロッパで急成長のスポーツ・ショップなのだが、
ほとんどのスポーツ・ギアを自社ブランドで固めているのが他のメガ・ショップと異なる部分。
どんなスポーツでもカンタンに手軽に楽しめる、という感じなのかな。
なにせ旅先でもスポーツ・ウェアぐらいしか買うものないですからね、ちょと楽しみ。(写真8)

ちなみにフランスのメーカーなので「h」を発音せず、「デカトロン」と読む。
ただしここは「英語」のシンガポール、当たり前のように「デカスロン」と呼ばれていたのがオモシロイ。
某有名ブランドも「ルイス・ヴィトン」と呼ばれるからね。

目論見は早々に崩れ、真剣にスポーツ、テニスしているこちらを満足させるようなものはナシ。
客層はもっぱら家族連れ、「今度の日曜、スポーツでもしましょうか」というコンセプトのお店デシタ。
ただし球技からキャンピング、Xスポーツまでほぼすべてのジャンルを網羅していたのはサスガ。

肩透かしを食らった形になったが、それにはメゲズに見知らぬ駅を探検探索探訪。
近所のホーカーズで「テ・ペン(アイス・ミルクティ)」で一息ついた後、MRTで帰宅の途に。

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街歩きの熱を地下鉄のエアコンでタップリ冷やし、『Punggol(ポンゴール)』駅を降りると、
数時間前に分かれたベイビー・チーム、家族の一団と改札口でバッタリご対面、同じ電車だったのかな。

互いに「オおオ???」と声に出していた。


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