Geylang Road @Singapore [Singapore]
―DAY7― 6月22日
この日も快晴、気温は高いが風があるので、少しばかり「熱さ」から気はまぎれる。
昨夜は本当に食後の「Dulian(ドゥリアン)」タイムに突撃。
友人のクルマで『パヤ・レバ』からほど近い『Geylang Road(ゲイラン・ロード)』へ向かい、
夜の部・第二幕のはじまりはじまり。
以前から繰り返し書いているが、『ゲイラン』は「色町」として有名な場所。
ハデなネオンのKTVやナイトクラブが軒を連ね、大きな通りには遊び人を満足させる美味しい食堂が多い。
その通りと並行して走るもうひとつの大通りが『ゲイラン・ロード』、
そこにはオープン・エアの果物屋というか、ドゥリアン屋が軒を連ねていて、
深夜まで明るい照明を煌々と焚き、家族連れや酔客を集めている。
昼間は始終渋滞している広い一方通行の通りにはクルマが止まったかと思うと家族連れが降り立ち、
あるいは仕事帰りのビジネスマンが慌ただしく果物を積み込み、走り去って行ったり、夜は夜で往来が激しい。
皮肉にもそんな風に欲望を抱えたオトコたちの通りの一本隣に、笑顔を弾ませる家族を集める通りがあるのがこの国だ。
週末は外食を終えた家族連れで混み合う、シンガポリアンにとって「ドゥリアンは別腹」、
一人3~4個は当たり前に平らげるのだ。
安いものは一個$3ぐらいからあるが、ハズレ率は高い。
店が選り分けているので、$10以上出すと甘さは確実、というかハズレはない。
質のいいものは量り売り、濃厚に熟しているものは香りが違うらしく、シンガポリアンはガッツリ嗅ぎ分ける。
以前、$3ぐらいの安ドゥリアンから選び合い、「一番マズイ人が払う」ゲームをやったが、あっさり敗北を喫した。
ゴミやニオイに困るので、店先で食べる人がホトンド、テーブルだけでなく、手洗い場も完備していて、戦闘体制は万全。
頼むと手際よく割ってくれ、食べやすく仕上げ、持ってきてくれる。
ことドゥリアンに関しては世代も性別も品もオシャレも関係なし、旬が限られているので、こぞって食べまくるのだ。
熱い夏の時季にこの国にわざわざやってくるのはこいつが食べたいからでゴザイマス。
質のいいものはこんな感じで色合いが濃く、濃厚な味わい、ちなみにタイ産とマレー産では果肉の色が異なる。
形容しがたいフルーツで食感も味も似ているものがないから「食べてみるしかない」と書いておきます。
週末はこの混雑、旬の時季はここに限らず、ホーカーズや駅前などにも臨時の露店が現れたりするが、
質のいいのが揃っているので、ここまで出向いてくる人が多い、みな、おいしい場所は知っているのだ。
ちなみに「ドリアン・チョコ」とか「ドリアンXX」の類はニオイばかりで美味しくないので旅行者は要注意デス。
友人が選んでくれた一つがこいつ、濃厚で甘かったが、やっぱり丸一個を食べ切るのがやっと、満腹満足満喫の一夜。
Geylang Road
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おおお!ドリアンの植物とは思えない、動物性たんぱく質のような
ねっとりクリーミーな甘さは、今も口の中に残っている(?)(笑)。
by hanamura (2016-11-26 06:28)
ドリアンの味はいかがでしたか!
匂いがきついとか?
by shuuji (2016-11-26 08:52)
面白い形をしていますね、初めて見ました。どんな味がするのでしょう。興味深々です。
by JUNKO (2016-11-26 16:06)
訪問&nice!有り難う御座いました。
by ミスター仙台 (2016-11-26 16:36)
>hanamuraさん
熟した時点でジャムのような・・・。
きっと「鼻」に残っていることでしょう(笑
by delfin (2016-11-26 23:49)
>shuujiさん
美味しいですよ~
ニオイが気になるのは最初だけですね。
とはいえ、ホテル、公共交通機関は持ち込みが禁止されてます!
by delfin (2016-11-26 23:52)
>JUNKOさん
感触はバナナを手でつぶした感じ、
味は本文でも書きましたが、他に形容するようなものがないんですよ~。
東南アジアでぜひともお試しを~
by delfin (2016-11-26 23:54)
>ミスター仙台さん
ぜひまたご訪問を~
by delfin (2016-11-26 23:55)